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日本を脱出する方法
【最終回】 2011年8月12日
著者・コラム紹介バックナンバー
安田 修 [「海外移住情報」主催者]

旅行の延長で海外移住する

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日本を脱出する方法にはいろいろあるが、誰でもできる最も簡単な方法がある。海外旅行のノリで、短期間住する方法だ。短期間といっても数カ月から1年程度の移住なので、海外旅行とは少し違った準備が必要。日本を脱出する本の著者・安田修氏に、短期海外移住のポイントを聞いた。

最も手軽な日本脱出は
観光査証を活用した短期移住

 最も簡単な海外移住法としては、観光査証によって「旅と同じ感覚で生活する方法」がある。観光査証は誰もが手軽に取れるばかりか、日本人の場合は、多くの国で観光査証の事前取得が免除されているため、パスポートだけで出かけられるからだ。

 観光査証の事前取得が必要な国でも、インターネットを使用した「E-VISA」をはじめ、航空券予約時に旅行会社で代行取得もできる。国によっては空港到着時に観光査証を申請できる「到着査証」もあるといった具合。

 このように査証という“移住の関門”がないことから、リゾート地から秘境まで好みに応じた好きな国に滞在でき、地球のすべてが候補地になることがうれしい。

 ただし、観光査証はあくまで観光用であることから、滞在期間があらかじめ決められている。現地で滞在延長の手続きを行ったり、一度出国して再入国することで滞在期間を延ばすこともできるが、通常は最長1年間が限度だ。

 観光査証では、就労が厳禁となっていることから、滞在予算を決めて、それに応じた滞在スタイルをチョイスすることが必要になる。

 予算は月単位で決めると、必然的に1日の予算が決まってくる。そのなかで宿泊費が最も高い割合を占めるが、1日の滞在予算の半分以下に抑えるのが目安となる。

短期移住の期間は3ヵ月が目安
滞在延長手続きなしでできる

 観光査証による短期の海外移住では「3ヵ月」という期間が1つの目安になる。なぜ「3ヵ月」に限定しているかといえば、観光査証または査証免除で滞在できる期間は一般的に「90日」となっているケースが大半だからだ。

 ただし、国によっては30日間、15日間と短い滞在期間となっている場合や、逆に180日間と長い期間となっている国もある。つまり、具体的な日数というよりも、滞在延長手続きなどをしないで「観光査証や査証免除に定められている滞在期間」を前提とする短期移住の形だ。

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安田 修 [「海外移住情報」主催者]

1958年神戸市生まれ。ルポライター、広告代理店プランナー(大手旅行会社等担当)などを経て、現在はフリーライターとして活動。2000年に開設したWEBサイト「海外移住情報」は、海外移住マニュアルのパイオニアとして“移住ブーム” の火付け役となった。2009年8月、東京から沖縄の那覇に転居。著書に『日本脱出マニュアル』(羊土社)、『アジアで起業!読本』(情報センター出版局)などがあり、移住を通じての“人の在り方”にこだわり続けている。
【海外移住情報】http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation


日本を脱出する方法

3月11日に日本を襲った東日本大震災。その際起きた原発事故は、いまだ収拾のメドが立っていないばかりか、放射能汚染の影響はいまや日本中に拡大している。さらに、財政悪化による増税、経済停滞とリストラ、日本社会の閉塞感など、なんとなく日本では生きづらいと感じる人が増えているという。『日本を脱出する本』を上梓した安田修氏に、海外移住の動向と簡単にできる方法などを聞く、全5回の短期集中連載。

「日本を脱出する方法」

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