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新聞記事から学ぶ経営の理論
【第14回】 2011年8月3日
著者・コラム紹介バックナンバー
渋井正浩 [エムエス研修企画 代表取締役]

「とりあえず」の座は、ビールからハイボールへ。
マーケティング巧者、サントリーが本領発揮!

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「ビールで乾杯!」は古い?
いまや「ハイボールで乾杯!」が続々と!

 夏の風物詩としてお馴染みのビアガーデンですが、今年は各地でビアガーデンならぬ「ハイボールガーデン」が続々オープンしています。利用者としては選択肢が増えることはいいことですし、ビールが苦手な人でも楽しめるので、今夏の夕方の消費を後押しすることになるかもしれません。

 一昨年あたりから居酒屋などのメニューで目立つようになってきたハイボール。そのハイボールの仕掛け人は、ウイスキーの国内最大手で6割以上のシェアを握るサントリーです。ウイスキー消費量の長期低迷に悩んでいたサントリーが、需要回復を狙って仕掛けたハイボールがヒットして、ウイスキーの売れ行きも前年比2ケタペースで伸びています。

 ウイスキーのように過去にブームを巻き起こし、誰でも知っている商品なのに今は売れなくなっている。そんな商品をもう一度脚光を浴びる商品に生まれ変わらせるマーケティング手法を「プロダクト・エクステンション」といいます。

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渋井正浩 [エムエス研修企画 代表取締役]

1988年東北大学経済学部卒業、協和銀行(現りそな銀行)入社。主に本社にて法人向け融資審査を担当。2005年りそな銀行を退職し、エムエス研修企画入社。現在は主に企業向けの人事研修コンサルティング、研修コンテンツ作成を中心に活動中。
ホームページ: http://www.womanf.co.jp/
ブログ: http://ameblo.jp/sibuyanohiro/
 


新聞記事から学ぶ経営の理論

経営理論は、具体的な例とともに覚えるのがもっとも効果的。本連載では、新聞や経済誌の記事を題材にし、コトラーやポーターなどの著名な経営理論を解説します。経営理論は難しいと思っていた人でも、目から鱗です。また何気なく読んでいた記事が意味するところも、より深くわかるようになります。

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