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三谷流構造的やわらか発想法

特別講『ペンギン、カフェをつくる』のエンピツ問題

三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]
【第14講】 2011年8月9日
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常識を疑うことのトレーニングを、ひとつ。

 下の図を見てください。何本かの鉛筆や色えんぴつが描いてあります。

 さて、この図から、何がわかるでしょうか? まずはノーヒントで! 

 これは私が8月11日に上梓する新刊『ペンギン、カフェをつくる』からの問題です。(38頁からを参照)

 見えるものはおそらく、

・ふつうの鉛筆が3本
・色えんぴつが3本

 の合計6本。だから「わかること」は、何でしょうか。常識を、疑うためのトレーニングなのですが…。

 難しいですよね。

 では次の図ではどうでしょう。またまた鉛筆や色えんぴつが、何本か描いてあります。

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三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]

1964年大阪生まれ、福井育ち。小1のとき読書と読みかじりを人に教える快感に目覚め、駿台予備校では教えることの技術に衝撃を受ける。東京大学 理学部物理学科卒業後19年半、BCG、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。
2006年から教育の世界に転じ、社会人教育と同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。「決める力」「発想力」と「生きる力」をテーマに毎年8000人以上と接している。現在K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授(MBAプログラム)の他に、早稲田大学ビジネススクール、グロービス経営大学院、女子栄養大学で客員教授、放課後NPO アフタースクール及びNPO法人 3keys 理事を務める。永平寺ふるさと大使。
著書多数。『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)は啓文堂書店2012ビジネス書大賞、『経営戦略全史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はダイヤモンドHBRベスト経営書2013第1位、ビジネス書大賞2014大賞、『ビジネスモデル全史』(同)はHBRベスト経営書2014第1位となった。
HPは www.mitani3.com

 

 


三谷流構造的やわらか発想法

発想法ってなんのために存在するのでしょう? ヒトと違うアイデアや答えを出すためです。統計的に有意な戦略なんて、定義により無価値ですし、統計的に正しい発想法なんてあるわけがありません。発想に「普遍性」や「高確率」を求めるなんてそもそも矛盾しているのです。発想法も、然り。これまでと違うものを生み出すには、新しい発想法がいま求められているのです。

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