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株で勝つ習慣
【第1回】 2017年7月21日
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岡本昌巳

切り口はたった2つ!
投資のプロは何に注目しているのか

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値上がりする銘柄を見つけるに最も効率的な方法は、相場の流れとなる注目の「相場テーマ」をつかむこと。さまざまな材料がある中で、ハズレのないテーマがある。相場のプロはそれをいつも注目しているのだ。

物色の流れが大事
相場テーマを見つけよう!

 注目すべき銘柄の基本は、「今後、収益が拡大する確率が高く」「しかも、まだそれほど上がっていない銘柄」だが、それだけでは十分ではない。

 確かに、こうした銘柄はいずれ上がる。だが、今ではなく、1年後に上がるのかもしれない。それとも、ここから半値に下げてから、3倍に化けるのかもしれない。どんなコースをたどるのかが読めないのが相場だ。

 なら、何が早く効率的に上昇の後押しをしてくれるのか?

 それが相場の流れである。帆船を想像していただきたい。順風を受けた帆船は順調な航海に旅立てる。相場での順風こそ流れである。

 一言でいえば、流れとは物色の流れだ。今買われている(物色されている)セクターや材料テーマのことで、相場テーマとも呼ばれる。

 物色の流れとなりやすいのは、やはり「国策に売りなし」「夢・ロマン溢れるテクノロジーに売りなし」だ。

 国策に売りなしというのはわかりやすい。日本で最も強いパワーを持っている相場テーマは、そのままズバリ「国が率先してヒト、モノ、カネを投入する新産業」だからだ。直近では、内閣府のサイト「科学技術イノベーション官民投資拡大推進費ターゲット領域検討委員会」のなかの「ターゲット領域検討に向けた全体俯瞰図」が注目されている。

 株式市場は新しい時代を先取りする場だ。当然、次の時代をつくりあげるテクノロジー関連に「投票したい(買いたい)」と手を挙げる投資家は多く、物色の流れになりやすい。夢・ロマンが大きければ大きいほど、人気に火がついたときは、より大きく燃え上がる

 以下はそのキーワードとなりえるものだ。羅列すると退屈なものに感じるかもしれないが、最低限、頭のなかに入れておいていただきたい。毎日の相場で、これらのキーワードに引っ掛かる銘柄がどれだけ人気化しているかを見るだけで、相当、流れをつかむ力がついてくるはずだ。

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    岡本昌巳(おかもと・まさみ)

    1957年、東京都生まれ。82年に証券専門紙「株式市場新聞」に記者として入社。上場企業担当の経済部、証券会社担当の市場部で18年間、数々のスクープを連発。2000年に経済ライターとして独立。以降、新聞、雑誌、ネットで株情報や投資関係の記事を配信するとともに、継続的に株式セミナーを開催。とくに独自の銘柄発掘能力について高い評価を得ている。株の世界で40年近く活動しているため、幅広い人脈を有する。プロの投資家、仕手筋、ブローカー、投資顧問、証券マン、ストラテジスト、アナリスト、運用者、証券・経済マスコミ、プロの経営者、企業の広報担当・研究所員、学会関係者・大学教授など、多方面の「プロ」と交流があり、さまざまなノウハウやスキルを吸収している。アメーバブログでも情報を配信中(「今日の岡本」http://ameblo.jp/okamoto-blog/)

     


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