ここでは、「週刊ダイヤモンド」3/13号特集「『FREE』の正体」を制作する過程で、参考にした書籍リスト、取材内容のメモ、インタビューの書き起こしメモなどを掲載しています。
これらの“素材”が編集され、雑誌のかたちになっています。ところが紙の雑誌の誌面は、『FREE』でいうところの「希少」な資源ですから、ここにあるデータすべては掲載できませんでした。ということで、誌面には載せられなかった内容もここにはたくさんあります。興味のある事例については、取材メモや関連サイトなどをご覧いただき、参考になさってください。
取材メモについて言いますと、通常、記事を書くときにはこのようなかたち(テキストデータ)にはまとめず、ノートに殴り書きした悪筆を解読しながら直接書くことのほうが多いのですが、今回は「ひとさまに見せられるものを」と心がけました。それでも、取材した記者によって、メモのスタイルはさまざまです。まあ、なにしろ「生素材」ですので、そうした粗雑さもお楽しみください。
また、編集部がこの素材をどう“料理”したのか、実際に誌面になったものと見比べてみるのも面白いと思います。「自分のほうがうまく編集できる」という挑戦者の登場も期待しています。
週刊ダイヤモンド
『FREE』特集担当デスク
深澤 献
<参考文献>
『iPhoneアプリ 成功の法則』日経BP社出版局編/日経BP
『iPhone情報整理術 あなたを情報“強者”に変える57の活用法!』堀正岳、佐々木正悟/技術評論社
『iPhone HACKS! 楽しんで成果を上げるハイセンス仕事術』小山龍介/宝島社
『ITにお金を使うのは、もうおやめなさい』ニコラス・G・カー/ランダムハウス講談社
『Web2.0の未来 ザ・シェアリングエコノミー』 伊藤穰一+デジタルガレージグループ編著/インプレスR&D
『NHKスペシャル グーグル革命の衝撃』NHK取材班/NHK出版
『オープンソースがなぜビジネスになるのか』 井田昌之・進藤美希/MYCOM新書
『Googleとの闘い』ジャン・ノエル・ジャンヌネー/岩波書店
『Googleの全貌 そのサービス戦略と技術』日経コンピュータ編/日経BP社
『激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ』 坂口孝則/徳間書店
『「嫌消費」世代の研究 経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち』松田久一/東洋経済新報社
『最強の記憶術』 アンドリュー・スミス・ルイス エリック・ヤング/日経BP
『ザ・サーチ グーグルが世界を変えた』ジョン・バッテル/日経BP社
『シンプル族の反乱 モノを買わない消費者の登場』三浦展/KKベストセラーズ
『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に』小林弘人著/バジリコ
『「0円」で億を稼ぐ!「タダ」よりすごいビジネスはない~』 西川りゅうじん/マガジンハウス
『ソーシャルメディアマーケティング』オガワカズヒロ/ソフトバンククリエイティブ
『誕生 ガレージで生まれたサーチ・モンスター』デビッド・ヴァイス、マーク・マルシード/イースト・プレス
『「ツイッター」でビジネスが変わる! グーグルを超える情報革命』ジョエル・コム/ディスカヴァー
『Twitter社会論 新たなリアルタイム・ウェブの潮流』津田大介/洋泉社
『デジタルコンテンツをめぐる現状報告 出版コンテンツ研究会報告2009』出版コンテンツ研究会/ポット出版
『80対20の法則を覆す ロングテールの法則』菅谷義博/東洋経済新報社
『ビジネスモデルを見える化する ピクト図解』 板橋悟/ダイヤモンド社
『人はなぜ形のないものを買うのか 仮想世界のビジネスモデル』野島美保/NTT出版
『プライスレス 必ず得する行動経済学の法則』ウィリアム・パウンドストーン/青土社
『フリーコピーの経済学 デジタル化とコンテンツビジネスの未来』新宅純二郎、柳川範之編/日本経済新聞出版社
『mixiと第二世代ネット革命 無料モデルの新潮流』 根来 龍之/東洋経済新報社