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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

日立製作所・中西宏明社長インタビュー
三菱重工業との統合はない
原発事業は今まで通り進める

週刊ダイヤモンド編集部
2011年9月15日
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8月4日に三菱重工業との経営統合が報じられて両社が否定コメントを出してから約1ヵ月。報道後初めて日立製作所の中西宏明社長が公の場に姿を現し、本誌のインタビューに答えた。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木崇久)

三菱重工業との統合報道から1ヵ月、日立製作所の中西宏明社長が初めてインタビューに答えた。

――三菱重工業との経営統合が報じられたが、事実関係はどうだったのか。

 報道のようなことはない。経済がグローバル化した時代に、どのように世界での競合力をつけるか、年がら年中、いろいろな相手と話している。三菱重工とは水力事業など、具体的に事業統合した事例もあるので、会う頻度が高いということで、書かれたのではないか。

 記事の反響の大きさに驚いているというのが正直なところだ。

――経営陣に統合について問われて「はい」と答え、「夕方に発表する」と言った真意はなんだったのか。

 「はい」と答えたかどうかだが、ものすごい数の報道陣がいてごった返していたあの状況では、事業統合について聞かれたかどうかもわからない。

 「夕方に発表する」と言ったのも「今はコメントできない」という意味だ。

 第一、あのとき私はまだ新聞の記事を見てもいなかった。報道陣に囲まれたときは、電話やメールでどういう報道があったというのを確認しただけの状態だった。

――統合報道後、三菱重工の大宮英明社長がすぐにインタビューに応じていた一方、中西社長は1ヵ月ほど時間が空いた。理由はなんだったのか。

 大宮さんは大宮さん流、私には私流のやり方がある。説明したいのはやまやまだったが、あの状況では水かけ論になるリスクもあり、逆に立場が悪くなるかもしれなかった。反響が読めない状況だった。

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