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W杯出場でも盛り上がらない日本ラグビーは
“悪循環”を脱することができるか

相沢光一 [スポーツライター]
【第171回】 2011年9月27日
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すでに予選敗退が決定
27日(火)のカナダ戦も望み薄か

 世界一を決める重要な大会が開催されており、しかも日本代表が出場している。にもかかわらず、ほとんど話題に上ることがないのがラグビーワールドカップだ。

 現在は予選プール(サッカーW杯でいうところのグループリーグ)が行われている。参加20ヵ国を5ヵ国ずつ4つのプールに分けてリーグ戦を行い、各プールの上位2ヵ国、計8ヵ国が決勝トーナメントに進出する方式だ。

 プールAに入った日本の成績は、

第1戦 フランス(世界ランク5位・以下同)47―21日本(13位)
第2戦 ニュージーランド(1位)83―7日本 
第3戦 トンガ(15位)31―18日本

 と、すでに3連敗し予選プール敗退が決まった。27日(火)に第4戦、世界ランク11位のカナダ戦があるが、トンガに敗れた現状から見ると、勝つ確率は低そうだ。

 はるかに格上のフランスとニュージーランドに勝つのは無理にせよ、せめて同格のトンガに勝っていれば、W杯20年ぶりの勝利ということでメディアも話題にしただろう。カナダ戦に勝利する可能性は残っているが、勝ったとしても日本の出番は終わった後。日本での注目度が上がらないのも無理はない。

 一般のスポーツファンは、世界に出るとなかなか勝てないラグビー日本代表の現状を知ると、サッカーと比較するに違いない。昨年のW杯に出場したA代表はグループリーグを突破し、ベスト16に入った。今夏のW杯に出場したなでしこジャパンに至っては、世界の頂点まで上り詰めた。それに比べてラグビーのこのていたらくは何だ、というわけだ。

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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