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株式市場透視眼鏡

日経平均の変動率が低下傾向
相場反転が間近いシグナルか

山独活継二
2011年11月23日
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 欧州債務危機や米国の景気後退懸念などを背景に、混沌とした相場展開が続いている。連日のように出てくる、新しい材料に振り回され猫の目のように投資家のリスク選好の方向が変わっており、金融市場の合理的な価格形成が困難になっている面もある。

 株式市場において投資指標の有効性が失われていると指摘がある一方、金価格が株式と連動性を帯びてきたりと、これまでの金融商品の常識が変わりつつあるようにも見える。

 このように相場の方向性が見えにくくなるなかで、リスク指標の一つとしてボラティリティインデックス(VIX指数。変動幅が大きくなると上昇する指数)に注目したい。その一つであるS&P500のVIX指数は、指標性や流動性に富んでおり多くのトレーダーがベンチマークの一つとして見ている指標である。

 上のグラフはS&P500とVIX指数の相関グラフとなっている。両者が強い逆相関を示すパターンと無相関となるパターンに分かれるが、基本的には、相場下落の初期において強い逆相関を示す傾向が強いようだ。現在も、強い逆相関を示していることから、まだ下落相場の初期段階が終了していないと推定される。

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