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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

“目・耳・脳”が搭載される!
ベールを脱いだ「未来のテレビ」
【週刊ダイヤモンド CES2012レポート①】

週刊ダイヤモンド編集部
2012年1月13日
著者・コラム紹介バックナンバー
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 世界最大の家電ショー、「International Consumer Electronic Show」(CES)が、現地時間の1月10日から米ラスベガスで開催された。約13万平方メートルという広大な敷地に140ヵ国以上から15万人ほどが集まる、年始恒例の一大イベントだ。

 過去にはブルーレイDVDや3Dテレビ、タブレット型端末やスマートフォンなどの新製品がデビューするなど、家電各社が技術力を競う場であるとともに、家電業界の未来のトレンドを占う場でもある。このCESをダイヤモンド流に切り取り、全6回にわたりレポートをお届けする。

「Hi,TV!」。声で呼びかけ、手の動作で動く次世代テレビ

 「Hi, TV!」

 女性が正面のテレビに向かって話しかけると、その声で目覚めたかのように電源が入って画面が映し出される。

 「Hi, TV!」

 もう一度同じように話しかけると、今度は画面の下にメニューが登場。電源のオフや音量の上げ下げ、無数にあるチャンネルの変更といった項目が並び、女性の声での指示どおりにテレビの画面がクルクル替わっていく。

 SF映画でのワンシーンのようだが、そうではない。テレビの世界シェア約23%(売上高ベース、米ディスプレイサーチ調べ)を握るトップメーカー、韓国のサムスンがCES会場内のブースで行っているデモンストレーションの一幕だ。サムスンが今年のCESで打ち出した次世代テレビには“耳”が備わっている。

 それだけではない。女性が画面に向かっておもむろに手を動かすと、今度はテレビの“目”が開く。テレビ上部に設置されたカメラが手の動きを認識し、リモコンを使わなくても、それに合わせて画面上のカーソルを動かせる「モーションセンサー」の機能だ。

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