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巨人新加入の杉内投手に18番
背番号の価値はどう変遷してきたか

相沢光一 [スポーツライター]
【第189回】 2012年2月7日
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巨人の“大盤振る舞い”!?
新加入の杉内にエースナンバー

 プロ野球のキャンプも第1クール(3~4日練習して1日休みを入れるトレーニングの単位)を過ぎたが、話題を独占したのが絶好調男・中畑清監督が陣頭指揮を執る新生DeNAと、3年ぶりのV奪回のため大型補強を敢行した巨人である。

 DeNAは主役の中畑監督をはじめ球団社長、移籍のラミレスら5人がインフルエンザにかかったこともあって話題も沈静化したが、巨人は順調にトレーニングを消化しているようだ。なかでも評判がいいのが、福岡ソフトバンクからFA移籍で加入した杉内俊哉投手。新エースとしての期待を背負っているせいか、キャンプではスタートから飛ばしているようで、ボールを受けた阿部慎之助捕手も「真っ直ぐのキレがすごい」、外角低めにコントロールされたボールを「一番いい」とベタ褒めしている。

 杉内は日本球界を代表する左腕。巨人のV奪回には欠かせない戦力になりそうだ。が、その投球する姿を見ていると改めて、巨人も大盤振る舞いをしたものだと感じる。杉内が巨人と交わした契約は4年総額20億円。この額は固定とのことで、たとえ不調に陥り期待通りの成績を残せなくても、年に5億はもらえることになる。しかも背番号18番つきだ。

 18番はいうまでもなく日本プロ野球界におけるエースナンバーである。プロ野球初期の大投手・若林忠志や野口二郎がつけていたことからエースのイメージが18番に植えつけられたといわれ、その後も米田哲也(阪急)、伊良部秀輝(ロッテ)、佐々岡真司(広島)、松坂大輔(西武)といったそうそうたる面々が背負ってきた。

 現在も田中将大(東北楽天)、前田健太(広島)、湧井秀章(埼玉西武)、三浦大輔(DeNA)ら各球団のエースが揃って18番だし、斎藤佑樹(北海道日本ハム)や今季、東洋大から千葉ロッテに入団した藤岡貴裕など今後、エースとして成長が期待される投手もつけている。

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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