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話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 「聞くだけ」会話術【実践編】
【第3回】 2012年3月28日
著者・コラム紹介バックナンバー
松橋良紀 [NLPコミュニケーション講師・営業講師]

【第3回】
「相手が黙った時の『間』が苦手…」
そんな「沈黙恐怖症」は、今すぐ治る!

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「一生懸命話しているのに、なんでいつも伝わらないんだろう」
「初対面でいつも自分ばっかりしゃべってしまう」
などなど、コミュニケーションで悩むすべての人に向けて、「必要なのは無理にしゃべることではなく、自然と相手が話しだしてしまう聞き方の『型』なんだ」というメッセージを発信している『話さなくても相手がどんどんしゃべりだす「聞くだけ」会話術』
連載第3回の今回取り上げるお悩みは、ずばり「沈黙恐怖症」について。相手が沈黙した時の「間」に耐えられないという悩みに、果たしていい解決策はあるのか?(取材・文/山根洋士)

「相手が沈黙した時の『間』が恐い」

Q 沈黙が怖くて、自分ばかりしゃべりすぎてしまいます……。
  (35歳、男性、住宅会社営業)

   住宅販売の仕事をしています。住宅展示場のモデルハウスにお客様がいらっしゃると、お客様を逃がしたくない……、いろいろな情報をお伝えしなければ……、お客様にプレゼンできるのは数分しかない……というふうに焦ってしまって、頭に叩き込んだ家の情報を、休む間もなくしゃべり続けています。
   上司に「お前は、しゃべりすぎだ!」といつも注意されています。しかし、自分がしゃべらないと弊社の住宅の良さは理解していただけません。それに何より、ずっと黙ったままお客様とモデルハウスの中を見て回るほど、居心地の悪いことはありません
   実は、私の営業成績は同期の中でも下位クラスです。このままではリストラという文字も頭をかすめます。いったいどうすればいいのでしょうか?

 僕もかつては「売れない営業マン」でした。あなたの気持ちは、僕も経験しているので、自分のことのようにわかります。

 そして、あなたと、まるっきり同じようなことを僕もしていました。そうです、しゃべりすぎていたのです! それに気づかせてくれた大切な言葉があります。

 

「沈黙」しているとき、人は何をしているのか?

 僕が、自分の営業経験や、数多くの営業マンを指導した経験で気づいた「間違いなく売れない」、「売れそうでも確実に売れなくなる」パターンがあります。しゃべりすぎるのは基本的にダメなのですが、ある特定の場面でしゃべりすぎると100%ダメです。売れない営業マンは、間違いなくこれをやっています。

 一体何だと思いますか?

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    松橋良紀 [NLPコミュニケーション講師・営業講師]

    NLPコミュニケーション講師・営業講師。コミュニケーション総合研究所代表理事。
    1964年青森県生まれ。高校卒業後にギタリストを目指して上京するもかなわず、26才から訪問販売営業を始める。3年間かかっても結果を出せず、クビ寸前に。救いを求めて通い始めたカウンセラー養成講座でNLP心理学を知り、翌月からトップセールスとなる。
    16年にわたるセールスマン人生において、約1万件を超えるプレゼンテーションを経験。営業研修や能力開発講師を経験したあとに独立、スキルを体系化して、コミュニケーション総合研究所を設立。コミュニケーション改善を指導する講師として活躍中。開催しているセミナーは、テレビでも取り上げられたほか、『週刊ダイヤモンド』『THE21』『週刊東洋経済』『週刊SPA!』など、雑誌掲載も多数。
    著書に、『あたりまえだけどなかなかできない聞き方のルール』『あたりまえだけどなかなかできない雑談のルール』『営業質問術』(いずれも明日香出版社)、『目標設定の鉄則』(マガジンハウス)がある。


    話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 「聞くだけ」会話術【実践編】

    「一生懸命話しているのに、なんでいつも伝わらないんだろう」
    「初対面でいつも自分ばっかりしゃべってしまう」
    「相手の沈黙に耐えられない」
    ・・・などなど、コミュニケーションで悩むすべての人に向けて、「必要なのは無理にしゃべることではなく、自然と相手が話しだしてしまう聞き方の『型』なんだ」というメッセージを発信している『話さなくても相手がどんどんしゃべりだす「聞くだけ」会話術』
    この連載では、聞くだけ会話術「実践編」と題し、実際に著者・松橋良紀氏のもとに寄せられたコミュニケーションの悩みを紹介し、その解決策をお教えします(全5回予定)。

    「話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 「聞くだけ」会話術【実践編】」

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