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担当編集者が語る『給料はこうして増やしなさい!』

【第17回】 2008年4月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
給料はこうして増やしなさい!
荻原 博子 著
ダイヤモンド社刊
1429円(税別)

 増税に年金不安、そして株安に原油高など物価の高騰、家計はますます厳しくなりそうです。社会保険料は10年間、毎年アップし続けますし、年収が昨年と同じ金額でも、私たちの手元に残るお金は、悲しいことに確実に減っていきます。

 そんな時代に、どうにかして今の給料を1円でも多くもらう方法はないだろうか……。その答えが本書にあります。

 まずは「今後給料はそう簡単には増えていかない」という現実を知ること。その上で、そもそも給料はどのような仕組みになっているのかを理解します。そこから、額面ではなく手取りを増やすために、すぐに自分でできる工夫をしていきます。申告するだけで戻ってくるお金もありますので、知っているのと知らないのとでは大きな違いです。

 たとえば、年収から引かれる税金は、年3回負担を軽くするチャンスがあります。まず「毎月引かれる所得税を減らす」、次に「年末調整を受ける」、そして「確定申告で納めすぎた分を取り戻す」です。こう書くと当たり前だと思う人もいるかもしれませんが、実際にすべてを実践している人は少ないように思います。

 本書では「地震保険料控除で、最高5万円の控除」や「マイホームを購入した場合には、住宅ローン控除で引かれた所得税が全額戻ってくるケースもある」といった具体例をあげて説明しています。

 ただ、手取額を増やすのにも限界があるので、公的年金、雇用保険、健康保険などの社会保障や、会社にある制度などを有効活用することも必要です。ほかにも、会社での給料や待遇そのものを上げる方法や、未払い残業代の取り戻し方など、給料そのものの金額を上げていく方法についてもふれています。

 収入を増やす方法は、より良い条件の企業に転職することや、株など投資をおこなうこと、もしくは副業をすることだけではありません。この本を読み、毎月もらっている給料そのものについて、自分でできることがまだあるということを知っていただければと思います。そして1人でも多くの皆さんが、自力で給料を守り、上げていくことができればと願っています!

(編集担当・和田史子)

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