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三谷流構造的やわらか発想法

「超」日常からの発想
~ペットボトルのカタチのヒミツ
「地球人」を育てるためにコンビニへ行こう(前編)

三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]
【第37講】 2012年6月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
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小学3年生のコンビニエンスストア探検

 今回は、DOL読者のみなさんも一緒に考えてみてください。みなさんには、何が見つけられますか? そのワケが、わかりますか?

 6月14日、小学生たち9人とコンビニエンスストアを探検しました。入店するなり3年生の男子Sくんが叫びます。「こんにちは! 新渡戸文化小学校から来ましたっ。ペットボトルを調べていいですか!」

 もちろん店長さんは快く、OKしてくれました。私がSくんたちに出した指令は「ペットボトルにはどんなカタチがあるのだろう? 大きさ別に、中身・前から見たカタチ・下から見たカタチを調べてきて」だったのですが、みなしっかりやってくれました。何人かは床に寝転んで(!)必死にその場で調査用紙に書き込んでいきます。そりゃそうだ、学校に戻ってからじゃ、忘れちゃうよねえ……。

 

 

 その後、学校に戻って、データを整理してそこからわかることを考えていきます。でもここで学ぶことは「ペットボトルのカタチ」という知識ではありません。「カンガエル・シラベル・またカンガエル」を繰り返すことで、モノゴトの考え方、発見・探究の仕方を学ぶのです。

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三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]

1964年大阪生まれ、福井育ち。小1のとき読書と読みかじりを人に教える快感に目覚め、駿台予備校では教えることの技術に衝撃を受ける。東京大学 理学部物理学科卒業後19年半、BCG、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。
2006年から教育の世界に転じ、社会人教育と同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。「決める力」「発想力」と「生きる力」をテーマに毎年8000人以上と接している。現在K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授(MBAプログラム)の他に、早稲田大学ビジネススクール、グロービス経営大学院、女子栄養大学で客員教授、放課後NPO アフタースクール及びNPO法人 3keys 理事を務める。永平寺ふるさと大使。
著書多数。『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)は啓文堂書店2012ビジネス書大賞、『経営戦略全史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はダイヤモンドHBRベスト経営書2013第1位、ビジネス書大賞2014大賞、『ビジネスモデル全史』(同)はHBRベスト経営書2014第1位となった。
HPは www.mitani3.com

 

 


三谷流構造的やわらか発想法

発想法ってなんのために存在するのでしょう? ヒトと違うアイデアや答えを出すためです。統計的に有意な戦略なんて、定義により無価値ですし、統計的に正しい発想法なんてあるわけがありません。発想に「普遍性」や「高確率」を求めるなんてそもそも矛盾しているのです。発想法も、然り。これまでと違うものを生み出すには、新しい発想法がいま求められているのです。

「三谷流構造的やわらか発想法」

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