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マインドマップで 仕事のやり方とビジネス思考を一新する!
【第3回】 2012年6月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
トニー・ブザン,クリス・グリフィス

地球上の20億人が触れたマインドマップ
シンプルだからこそ最も効果的なツール
iMindMapの開発者クリス・グリフィス氏にインタビュー

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約40年前に発明され、20億人が触れたというマインドマップ。 コンピュータで使うためのソフトウェアの開発が試みられてきたが、手がきに匹敵する使用感のものはなかなか生まれなかった。初めての公認ソフトiMindMapの開発者で『ザ・マインドマップ[ビジネス編]』の共著者でもあるクリス・グリフィス氏に、開発プロセスと将来ビジョンを聞いた。

起業家の夢を実現させたマインドマップ

――マインドマップとの出会いは? どのように使ってきたのか?

 私は早い時期に学校教育から離れ、16歳で起業した。事業を成功させるには、人よりよく考え、人とは違うアイディアを生みださなければ、とたくさん本を読んでいた。短時間で多くの本を読むために買ったのがトニー・ブザンの速読術の本で、そこに収載されたマインドマップを見て自分もかきはじめた。

 人間の記憶は24時間で80%消えてしまう。本を読むときに章ごとにマインドマップに内容をまとめておくと、後日、マインドマップを2分間見ただけで、本の全容を思い出すことができた。もう一度最初から読み直すのと同じ効果があったのだ。

 これは私の事業の成長に大きな力となった。例えば、交渉術の本を何冊か読んでマインドマップにしておき、ビジネス相手との交渉前日に見返すと要点がすべて頭に入るので非常にスムーズに話を進められた。また、マインドマップをかくと明確かつオープンに考えることができ、独自の戦略を短時間のうちに立案、実行できたと思う。マインドマップは生産性を向上させると同時に、全体像をビジュアルで把握できるので直線的思考からは得られない、ビジネスに対する直観を与えてくれる。

 こうして起業から10年ほどでロンドンはじめパリ、フランクフルト、ローマ、ワシントンなどに事務所を持つほどになり、売却して次の起業へ向かった。以来、いくつかの企業の創設に関わり、今はトニー・ブザンの後を継いでThinkBuzanのCEOを務めている。

 実は20歳ぐらいのころにかいたマインドマップに自分の目標として、「トニー・ブザンと仕事をする」と書いていた。まさにそれが実現したわけだ。

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トニー・ブザン 

マインドマップの発明者であり、脳と学習の世界的権威。BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)、BA(ブリティッシュ・エアウェイズ)、マイクロソフト、ウォルト・ディズニー、ボーイングなどの国際的大企業でアドバイザーを務め、世界各国の政府機関・教育機関で講演を行っている。2008年にはアメリカ創造性協会から生涯にわたる創造性開発への貢献を称える賞を授与された。著書は100冊以上、33の言語に翻訳され、150ヵ国以上で出版されている。主な著書に『ザ・マインドマップ』『仕事に役立つマインドマップ』『勉強が楽しくなるノート術』(いずれもダイヤモンド社)など。

クリス・グリフィス 

ブザン・オンライン(現ThinkBuzan)の共同創設者でCEOを務める。16歳で起業し25歳でその会社を売却、その後も注目を浴びる急成長企業の創設に関わってきた。2006年、トニー・ブザンとともに開発した公認マインドマップ・ソフトウェア、iMindMapを発売、本物のマインドマップの使用感を得られるとして、日本をはじめ世界各地でベストセラーとなった。起業家精神、脳と学習、テクノロジーが人間の思考に及ぼす影響などをテーマに、世界中で講演を行っている。


マインドマップで 仕事のやり方とビジネス思考を一新する!

欧米のビジネスパーソンの間では、20年ほど前から、マインドマップをかきながらの打合わせ・会議が普通の風景になっているという。そして過去10年で日本をはじめアジア各国、アラブ諸国にもマインドマッパーが広がっている。マインドマップの特長と、ビジネスのどんな場面で役立つのかを、最新刊『ザ・マインドマップ[ビジネス編]』から紹介する。

「マインドマップで 仕事のやり方とビジネス思考を一新する!」

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