マインドマップを仕事に使う場面として、最もシンプルですぐに活用しやすいのは、計画術だろう。今回は一日の予定をマインドマップにかくプロセスを紹介する。効率アップに欠かせないツールになるはずだ。

その日の仕事をマインドマップに

 毎朝5分ほどかけて、その日の予定をマインドマップにかき出すと、いいスタートが切れる。マインドマップに「やること」がかいてあれば、「次に何をしようか」とそのつど考える時間の無駄を減らせる。また、期限に照らして「やること」を見直し、時間内に完了可能な作業と無理なものを現実的に見極め、仕事の優先順位を決めることができる。

「やること」を一覧できると、重要なことと、それほどでもないことが見えてくる。「やること」の中には、時間はいくらでも費やせるが、成果には大して影響しない作業もあれば、望ましい結果を出すために「すべきこと」や対処する必要のある大切な課題もある。それがわかると、仕事をやり遂げるための重要なステップ、巻き込むべきキーパーソンと連絡先を特定できる。

 一日の終わりにはマインドマップを見返して、その日に何を達成したかを確認し、満足感にひたりながら、作業の完了したブランチにチェックマークをつける。こうすると、次の日も同じように取り組もうという動機になり、マインドマップは仕事の効率アップに欠かせないツールになる。

 以下のiMindMapのテンプレートを参考に、あなたの一日の予定をマインドマップにかいてみよう。