米国有数のビジネススクールへの志願者数は減少の一途をたどっているが、今年は一段と落ち込んでいる。移民政策の変更や米中の政治的緊張を背景に、大学は留学生をひきつけるのに苦戦を強いられている。  その傾向が特に顕著なのは、一流の経営学修士(MBA)プログラムを提供するハーバード大学やスタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学などだ。これらすべてのビジネススクールが今年の志願者数が前年より減少したとし、ダートマス大学などでは2桁台の減少もみられた。