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IMFと世界銀行の総会で2万人が来日
経済効果は帝国ホテルと
ホテルオークラ以外は限定的

週刊ダイヤモンド編集部
2012年10月16日
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 国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会が東京で、10月9日~14日の日程で開催された。

 日本での開催は48年ぶりで、188ヵ国から総勢約2万人が来日する大型イベントとなった。

 「日本をPRするチャンス」と、観光庁を中心に、銀座や丸の内など会場周辺の商業関係者が盛り上がった。

 13日に丸の内で行われた「よさこい」などのパレードを筆頭に、和菓子体験や料亭体験などのイベントが銀座のあちこちで行われた。周辺の店では急きょ、英語のメニューを用意したり、高速無線(Wi-Fi)を用意したりしたところも現れた。

 もっとも経済効果をみれば、相当の恩恵を受けたのは、東京国際フォーラムとともに会場になった帝国ホテルとホテルオークラを中心とした、オフィシャルホテルだけだ。

 帝国ホテルは、会期期間の宿泊と宴会を事実上、貸切にしていた。日本の首相主催の晩さん会や東京国際フォーラムでの宴会も一手に握った。

 直前には、大相撲の日馬富士の優勝祝賀会が開かれるなど、通常の宴会業務にも力をいれながらの受注で、したたかな対応と言える。

 オークラも、この時期に珍しく満室。客室の6割以上が会議関係者で、「10月の稼働率はかなりのもの」とのホテル業界関係者のあいだではみられている。

 会場ではなかったものの、オフィシャルホテルとなったのは20カ所。ニューオータニや東京ステーションホテル、ザ・プリンスパークタワー東京などのほか、グランドハイアット東京など外資系も含まれる。

 「期間中の稼働率は9割。富裕層のお客が多く、ルームサービスなどの飲食の売り上げが通常より1割以上、増えた」(ザ・プリンス パークタワー東京幹部)など、オフィシャルホテルには大きな特需となった。

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