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グローバルを見据えて リーダー育成教育を深化させる

慶應義塾大学ビジネス・スクール

グローバルを見据えて
リーダー育成教育を深化させる

著者・コラム紹介
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2012年、慶應義塾大学ビジネス・スクールは創立50年を迎えた。その教育の核となるのが、開校以来独自に発展させてきた慶應型ケースメソッド。具体的なケースと理論との往復の中で、経営に欠かせない実践的な知が育まれている。また、“T字型人材”の育成、グローバルを見据えた各種プログラムもKBSの大きな特長。国際単位交換プログラムによる海外トップスクールとの交流、「アジアビジネス・フィールドスタディ」など、学生がグローバルに目を向けるための土壌がKBSにはある。

複合的な知識を身に付けた
経営のプロが必要

慶應義塾大学
大学院経営管理研究科委員長
ビジネス・スクール校長
河野宏和教授
1980年慶應義塾大学工学部管理工学科卒業、98年慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授となる。2009年10月より、慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長、慶應義塾大学ビジネス・スクール校長を務める。12年1月よりAAPBS(Asociation of Asia-Pacific Business School) 会長。

 国内市場の成熟などを背景に、日本企業の間には新興国をはじめ海外市場への展開、あるいは新規事業の立ち上げを模索する動きも目立つ。こうした変化の激しい時代において個々のビジネスパーソン、とりわけビジネスリーダーに求められる能力は大きく変化しつつある。慶應義塾大学ビジネス・スクール(KBS)校長を務める河野宏和教授は「経営のプロとして、複合的な知識を身に付けた人材の必要性が高まっています」と指摘する。

 1962年、ビジネスリーダーの育成を目的として設立された同校は、これまで企業やさまざまな組織の中枢を担う人材を送り出してきた。近年、その教育プログラムはさらに強化されつつある。その背景には、日本企業の現状に対する危機意識があるようだ。

 「アジア諸国のビジネススクールが力をつけ、中国や韓国などの企業に優秀な人材を続々と送り込んでいます。一方、そうした企業と競争している日本企業はどうでしょうか。経営者は短期的な費用対効果ばかりを見るのではなく、5年、10年先の自社の将来像、さらにいえば日本社会の未来を見据えて、長期的な視点で人材育成の強化を図るべきです」と河野教授は強調する。

KBSは1962年の設立で、78年に経営管理研究科修士課程(MBSコース)を開設。その歴史は日本のビジネススクールの歴史に重なる

 その一方で、若手ビジネスパーソンに対する期待も大きい。河野教授はこう続ける。

 「かつては、“会社人間”が企業内でも評価された時期があったかもしれませんが、今はそんな時代ではありません。早い時期に、グローバルな視野と自分の視点を持つことが重要です。それがいずれ、自分の大きな財産になります」

 KBSの教育の特長はケースメソッドの採用、“T字型人材”の育成、グローバルへの視野という3点に集約することができる。以下、それぞれについて説明しよう。

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