米電気自動車(EV)メーカーのテスラが運転支援ソフトの大規模更新の準備を進めていることについて、米当局のトップは時期尚早だと述べた。  テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏は先週、同社の運転支援ソフト「フル・セルフドライビング・ケイパビリティ」の最新版の提供を間もなく開始すると述べた。最新版には、これまでの幹線道路走行時の支援機能に加えて、市街地での運転を支援する機能が盛り込まれる。  同ソフトは自動車の完全な自律走行を行うためのものではなく、テスラはドライバーに、ハンドルを握り、注意を怠らないよう指示している。