小さな会社が今すぐ売上をあげようと思った時、どの販促ツールから作ればいいのか?「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法 「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!』(ダイヤモンド社刊)では、『アマゾン上陸15年「売れたビジネス書」50冊』にランクインした販促書籍のベストセラー『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法』の著者で、販促コンサルタントの岡本達彦氏が、今すぐ売上をあげるために必要な「A4」1枚チラシを誰でもつくれる「マンダラ広告作成法」という新しい販促手法を公開しています。小さな会社が、今すぐ売上をあげられるすごい方法がわかる1冊! 本連載では、同書より一部抜粋して特別に公開します。好評のバックナンバーこちらからどうぞ。

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ネットを使った販促は、
大きな企業のほうが有利な世界

 チラシより、ネットのほうがラクではないか、と思っている方もいるかもしれません。ネットは、小さな会社でも世界にうってできるゲリラ戦に優れた媒体のように思われがちです。

 しかしネットは、大きな企業のほうが有利な世界になりつつあります。それを象徴するのは、やはり「検索」でしょう。

 よく知られているように、検索で読者にアクセスされるかは、ページの先頭のほうに掲載されることがカギになります。だから企業は先頭ページに広告を載せようと、しのぎを削っています。

 その方法には様々ありますが、広告でいえば一番高い広告費を出したところが、アクセスされる可能性が高くなるのが実態なのです。ワンクリック100円のところと200円のところだと、どうしても200円のところが先に出てくるから仕方ありません。ほとんど「競り」のような状態で、人気ワードほど金額は高くなります。

 ですから、人気キーワード検索で皆にアクセスしてもらおうとすれば、中小企業は大企業にかないません。

 現代は「ユーザーがどんな検索ワードの組み合わせでアクセスするか」のデータがすぐ出ますから、人気あるキーワードの広告枠はすぐ大企業が広告費を投じてくるのです。