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ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

石黒式ダジャレ構造分類<14種>の解説後編
「印象派」など思いつきにくいパターンで快感を

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第22回】 2013年1月29日
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友人や知人を思い浮かべて
共感を得られるダジャレ作りを

前回、構造分類解説前半は非常に反応が良く、読んでいただいているみなさまの知的好奇心の旺盛さを感じました。そして前編のオーソドックスな[入れ替え系4種][増減系4種]に続き、よりマニアックな[重複系3種][特殊系3種]の後編へと続いてまいりましょう。

 生成パターンはたくさん仕入れているほうが生み出しやすいのは、前回書いた通り。ビギナーであればあるほど、まずはパターンが様々あることをさらっと意識しつつ、とにもかくにも数を打っていってみましょう。と言っても必ずしも、他人に向けて口から発する必要はありません。テレビから聞こえてくる会話、看板で目にする言葉などから、脳内で作っていけばいい。何度もお伝えしていますが、ダジャレを生み出す創造的行為は、自分の地アタマを良くし、発想を広げる喜びを知るためなのですから。

 そんな知的快感の行き着くところは、言ってしまえばオリジナリティ。「自分だけが思いついた、生みだした」という喜びに勝るものはないのでは。ダジャレ界において、その欲求を満たす究極の目標は、誰も思いつかないものを思いつくこと。しかし、いくら自己満足でいいと言っても、共感を得られないものを考えるというプロセスでは、最初から自分のバーを下げていることになる。理屈っぽくて共感が得られないダジャレは、だいたいそういう思考から生まれるのです。

 つまり、少なくとも、「センスがいいツウなら必ず面白がるはず」という尺度を自分に課していきたい。それをわかりやすく可能にする方法として、ある一人の友人、知人を設定し、「あの人なら笑うだろう」とイメージしていくといいです。周りに適切な人がいなければ、有名人でもいいでしょう。

 こうしてオリジナリティ溢れるダジャレを思いついていきたいわけですが、そのために大島有効なのが、今回解説する生成パターン。では、前置きが長くなりましたが、各パターンごとの実例付解説に入っていきましょう。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
著書・編書一覧


ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

40年間の蓄積から導き出した、ダジャレの記号学的構造解析。「ラップもダジャレだ!」ダジャレ界に革命を起こした伝説の書『ダジャレ ヌーヴォー』の著者であり、ダージャリスト、ダジャリエの石黒謙吾が、クリエイティビティの高い知的な言葉遊びをアカデミックに解説。助詞・助動詞を含めてはいけない、かかりの深さ、母音列&子音列の基本活用、差し替え・加減・倒置など構造の14分類、B面という考え方、遠回りの妙、知的なラリー……。単なるお笑いネタとは一線を画す内容は、地アタマを良くし、スマートなコミュニケーション力も。バカなやつほど「さむ~い」、デキルやつは「クール!」

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