頭の悪い人の「ダメな休み方」ワースト1ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

SNSの総フォロワー数は300万人を超え、YouTube動画の月間再生数は3億回を超え、代表作の『1%の努力』は46万部を超えるなど、現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。彼の最新刊『99%はバイアス』では、「ブレイクの秘訣」を明かし、「どうすれば影響力を持てるのか?」「口のうまい人がトクする世の中で、どう生きるべきか?」などをマジメに語った。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

あなたは「休みの使い方」がヘタな人?

 あなたは、ストレスなく暮らせているでしょうか。

 平日は忙しくても、休みくらいはゆっくりしたいと思っている人も多いでしょう。

 ただ、体を壊したりメンタルが落ち込んでしまう人は、「休みの使い方」がヘタなんですよね。

 人生を決めると言っても過言ではない「休みの使い方」について、述べていきましょう。

「面倒くさいこと」を後回しに

 休みの日に大事なことは、「めんどくさくないこと」をやることです。

 たとえば、好きな動画を見たり、マンガを読んだりするのに、「ああ、めんどくさいな……」と思うことは少ないはずです。

 仕事のメールの返信だと億劫なのに、好きなことならサッと取り組めるはずです。

 そういうことをやるのが大事です。

 やるのが面倒な外出とか買い物をするのは、もはや「仕事と同じ」ですからね。

自然と「目」を覚ます

 また、休日に大事なことは十分な睡眠です。

 それは、単純に睡眠時間が長いということではなく、十分に寝て自然に起きるということです。

 つまり、目覚まし時計をかけたり、誰かに起こされるのではなく、自分で自然と目が覚めることです。

 そのため、「土日の朝にはできるだけ予定を入れないほうがいい」と思っています。

 大事な予定もできるだけ昼過ぎや夕方、夜などに入れ、午前中は自分のために使いましょう。

 休みというのは、「心の余裕」を実感するために使うべきなんです。

 そうすると、自然に楽しいことに目がいったり、いつまでも若く生きることにもつながります。

 ただ、休みだからといって「仕事の続きができる」「予定でびっしり埋める」ということをやると、新しいことや楽しいことに、何も感じなくなってしまうでしょう。

 頭の悪い人は、そうやってどんどんつまらない人生を送っていってしまうんですよね。そうならないための第一歩は、今週の休みから、どう過ごすかで決まってきます。ぜひ、考え直してみましょう。

ひろゆき
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。主な著書に、シリーズ50万部を突破した『99%はバイアス』『1%の努力』(ダイヤモンド社)がある。