桜蔭・雙葉・豊島岡女子・渋谷幕張…。東京・吉祥寺の進学塾VAMOSは、「入塾テストなし・先着順」で生徒を選抜しないのに有名難関校に続々合格させると話題の塾だ。男女別カリキュラムを取り入れたロジカルで科学的な学習法は、保護者から圧倒的な支持を集めている。本連載では、VAMOSの学習メソッドが凝縮されたロングセラー『女の子の学力の伸ばし方』(ダイヤモンド社)から、子どもの計画・理解・反復・習慣のプロセスを体系化した「女の子の特性」に基づく学習法をお伝えしていく。

女の子の学力の伸ばし方Photo: Adobe Stock

女の子には常に「効率」を意識させる

 男の子は、よほど優秀な子でない限り、親が勉強時間をつくり出してあげないといけません。

「風呂の前に宿題をやれ」「夕ご飯の前に15分でいいから漢字を書こう」などと、強制的に動かさないと、なかなか勉強できないのが男の子です。

 しかし、女の子は自分で勉強時間の管理ができます。だから、本人が計画的に動いている場合には、それを優先してあげましょう。

「親が自分を信用してくれている」という思いがあれば、女の子はさぼりません。

 女の子の場合、むしろ頑張りすぎて睡眠不足になってしまうことを心配しなくてはなりません。

 周囲を気にする女の子は、「○○ちゃんは、12時まで勉強していたっぽい」と知ったら、自分は12時半までやらなくてはいられません。

 そうやって、お互いに影響を与えながら、どんどん睡眠時間が減ってしまうということが実際にあるのです。受験では、体力も必要です。

 また、長時間の勉強では集中力も切れてきます。

 女の子には、「効率重視」を教えることと、集中できる時間を自分なりに見つけさせてあげることが必要です。

 母親の家事など、そのいいお手本になるでしょう。忙しい母親たちは、家事のためにまとまった時間など取れません。

 ちょっと時間ができたからトイレ掃除を、料理の合間に洗濯機をまわして、ということを効率よくやっています。

 それは自分でやりやすい方法を見つければいいのであって、ほかの家族にとやかく言われる問題ではありません。

 周囲を気にする女の子ですが、自分がどこで集中して勉強するのか、そんなことは自分で決めればいいのです。

 せっかく時間管理ができるのですから、自信を持って自分で決めさせてあげましょう。