TBS系『金スマ ~中居正広の金曜日のスマイルたちへ~』で「番組史上最も楽して痩せる食事術」として紹介され、爆発的な反響をみせた『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)。美味しいものをお腹いっぱい食べて、なんならお酒も飲めるのに、運動なしでも痩せられるという驚きの食事術。この食事術を、やはり運動なしで半年間実践して10kg痩せた経験があり、現在70代にして20代の頃の体重をキープしている著者・江部康二医師が、もう2度と太らない医学的に正しいダイエット法を伝授! ひもじくなるようなカロリー制限は一切ナシ。お腹いっぱい食べていいし、筋トレもジョギングもしなくていい。
その体脂肪、運動ナシで落とす方法を教えましょう!

※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【医師が教える】<br />糖質制限すると体脂肪がメラメラ燃える体質になるワケPhoto: Adobe Stock

糖質制限は
持久系競技でも効果的

【前回】からの続き 米コネティカット大学のジェフ・ヴォレク氏は、持久系のエリートアスリートを対象とする研究を行いました。

普段から糖質を多く摂っているグループ
糖質摂取量が摂取カロリーの約60%
糖質制限をしているグループ
糖質摂取量が摂取カロリーの約10%

※以上を10人ずつに分け、研究施設(2泊3日)で実験と測定

糖質制限すると
脂肪燃焼体質になる

「全力の運動テスト」「トレッドミル(ランニングマシン)で3時間のランニング」を行ったところ、糖質制限をしているグループのほうが脂質(脂肪酸+ケトン
体)を使う割合が高くなり、運動強度を上げても脂質を利用できることから、持久的と結論づけられました。

さらに運動前・中・後のグリコーゲン量も、高糖質グループと低糖質グループで有意な差がないことがわかりました。【次回に続く】

※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。