TBS系『金スマ ~中居正広の金曜日のスマイルたちへ~』で「番組史上最も楽して痩せる食事術」として紹介され、爆発的な反響をみせた『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)。美味しいものをお腹いっぱい食べて、なんならお酒も飲めるのに、運動なしでも痩せられるという驚きの食事術。この食事術を、やはり運動なしで半年間実践して10kg痩せた経験があり、現在70代にして20代の頃の体重をキープしている著者・江部康二医師が、もう2度と太らない医学的に正しいダイエット法を伝授! ひもじくなるようなカロリー制限は一切ナシ。お腹いっぱい食べていいし、筋トレもジョギングもしなくていい。その体脂肪、運動ナシで落とす方法を教えましょう!
※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【医師が教える】<br />糖質制限を始めると、わずか数日で体重が2~3kgほど減るワケPhoto: Adobe Stock

糖質制限を始めると
数日で2~3kg体重が減る

すべての食事で糖質制限を始めると、ほんの数日間で2~3kgくらい体重が減ることがあります。

これは体脂肪が燃えて減ったためではなく、インスリンの過剰分泌がなくなり、余分な水分が排泄されて「むくみ」が解消するためです。

ここから話は逆転します。「塩分制限」はしなくてもいいという話です。

「塩分摂取は少ないほどいい」わけではない

糖質とともに塩分も制限してしまうと、体内の塩分が不足することがあります。

だるくなったり、ぼーっとしたり、頭が重たい、痛いといった自覚症状がある場合、塩分不足の恐れがあるのです。

糖質制限をして体がだるくなったり、動きが悪くなったりした場合、そのほとんどの原因は摂取カロリーの不足です。

※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。