「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

40代から飛躍的に記憶力アップできる脳活トレーニングPhoto: Adobe Stock

「お肌の曲がり角」ならぬ「脳の曲がり角」に注意!
脳の衰えを感じたらやってみてほしい3つのこと

「あれ、携帯どこに置いたっけ?」
「醤油買いに行ったのに、買ってくるの忘れた」
「新システムの使い方、何回聞いても、覚えられないなぁ」
「最近出会ったあの人の名前が出てこない」

 年齢を重ねるごとに、私たちの記憶力は徐々に衰えていきます。

 毎日、少しでも運動している人と運動していない人、体の違いは歴然ですよね。脳も同じ。毎日、脳を意識して使っている人と、意識しないで使っている人の違いは、1年後、2年後、歴然とした違いが生まれます。

 体と同じで、脳は使わないと、どんどん衰えてしまいます。脳はいつまでも鍛えることができることも、わかってきています。

 脳は、適切に鍛えられれば、年齢に関わらず活力を保つことができます。とは言っても、なかなか時間を取れない忙しいミドル世代のために、毎日の生活にすぐに取り入れられる習慣をお伝えしますね。

1.家から会社までに通る駅を順番に言ってみる

 自宅から会社まで、実家まで、よく行く取引先までに通る駅を、順番に言ってみましょう。最初の駅名を言ったその瞬間、電車の光景や、次の駅の光景、路線図など、何かしらのイメージが思い浮かんだはず。このイメージが、脳活にとっても効果的です。

2.50音やアルファベットを逆から暗唱

 50音やアルファベットを逆から言う、あるいは書く練習をします。これが意外と難しい!最初は50音表やアルファベット表を見ながらでも構いません。いつもと違うことをするのが、脳の活性化に役立ちます。

3.買い物リストで文章作り

 買い物に行くとき、買わなければいけないものは、メモに書いたり、スマホに入力したりしますよね。そのとき、買い物リストを覚える意識をしてみてください。そして、実際にメモを見ないで、買い物してみてください。

 たとえば、買い物リストが「白菜、みかん、ノート、ゴム手袋、ハンドクリーム」としたら、あなたはどのように覚えますか?「ゴム手袋で洗い物をした後、ハンドクリームを塗る。みかんをお供に白菜のイラストが描いてあるノートで勉強」といった物語調で文章を作ると、不思議と忘れにくくなりますよ。

 ちょっと意識を変えるだけで、脳トレにつながることばかり。日常生活の中で、記憶力アップを図っていきましょう。

『1分間瞬読ドリル』には、記憶力アップのトレーニングとして「1枚の絵を見て絵を見ないで問いに答える」という問題を掲載しています。「記憶力」を鍛えながら、判断力、集中力、思考力も高まります。ぜひ、家族や仲間と一緒に、楽しみながら取り組んでみてください!

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。