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今、不動産は「買い時」か?
【第2回】 2013年3月26日
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金森重樹 [ビジネスプロデューサー]

人口がどんどん減少する国で不動産投資をするということ
日本は確実に沈んでいく

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日本の総人口は2005年から減少に転じた。人口減少という環境下で現物不動産投資をいかに行うか、エリアマーケティングの視点を提供する。

物件が置かれたエリア全体の中で位置づける

 2005年は、出生率が、想定される出生中位(死亡中位)で推移しているとした場合(国立社会保障・人口問題研究所が日本の将来人口について描いた9シナリオのうちの一つ)、人口が減少し始める、始まりの年でした。日本の人口は、まさにどんどん減少を始めているのです。
 当然ながら、このことは賃貸物件の空室率と密接な関係があります。そこで、この日本の人口について、少し見ていきたいと思います。

 不動産投資をするにあたっては、確かに投資の収益率などを計算することは大切ですが、仮に満室時の高い想定利回りが計算上出ても、将来的に賃料が下落したり、空室が出たりするエリアであれば、計算の前提が崩れてしまう場合があります。
 物件固有の設備などは後から手を入れることによって変えることが可能ですが、物件は動かすことができない環境の中に置かれているわけですから、物件が置かれたエリア全体の中で、その物件を位置づけていく視点が大切だと思います。

 ただし、日本全体の人口が減少するからといって、日本全土にわたって人口が均一的に減少していくわけではありません。人口が増えるエリアもあれば、減るエリアもあるわけで、全体の流れは理解しつつ、自分が投資しようとしている個別の物件を取り巻く環境を見ていく必要があります。

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金森重樹 [ビジネスプロデューサー]

1970年生まれ。東大法学部卒。ビジネスプロデューサー。不動産投資顧問業・株式会社金森実業代表取締役。物件情報の提供から、融資付け、賃貸募集の支援まで行う会員組織「通販大家さん」を運営し、会員が億単位の資産形成をするのをサポート(会員数3万5000人)。 読者数14.5万人のメールマガジン、「回天の力学」の発行者として、マーケティング業界でも著名。
『超・営業法』(PHP研究所)、『ハイパワー・マーケティング』(インデックスコミュニケーションズ)、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』(大和書房)、『インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング』(ダイヤモンド社)など、著書・監訳書多数。
通販大家さん http://www.28083.jp


今、不動産は「買い時」か?

アベノミクス効果が不動産にもおよび、不動産マネーが動き出したといわれる今、不動産は「買い時」なのか? 2月末に『改訂版 不動産投資の破壊的成功法』を上梓した金森重樹氏が、独自の視点から現物不動産投資について語る。

「今、不動産は「買い時」か?」

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