仕事ができるかどうかは、会食・食事会・イベントでの「気づかい力全般」でわかる――。
「本業とは関係のない仕事」は、社会人として逃れられない悩みの一つだ。「たかが雑務…」と捉えて適当にこなすと、クライアント・上司・同僚からの評価が大きく下がりかねない。
しかしこの一見、何の役にも立たなさそうな“貧乏くじ”に、実は「千載一遇のチャンス」が隠されていることを、見逃してはいないだろうか?
新刊『ビジネス会食 完全攻略マニュアル』では、“広告代理店卒・アルコールに弱い(1,2杯が限界)・非体育会系の著者”が、最大28会食/月を乗り越えて身につけた「実務に即したメソッド」を紹介している。
会食・社内飲み会・送別会・歓迎会など、古今東西すべての食事会で今日から使える本書。
今回は特別に、その中から「プレゼント選定」の極意について紹介しよう――。

【今からでもホワイトデーに間に合う】お返しのプレゼントがまだ用意できていなくても今すぐできる対策Photo: Adobe Stock

片手間で考えずに、きちんと時間を作ろう

プレゼントが思いつかない場合、どうすればいいか。

お勧めは当たり前のようだが、作業の片手間に考えるのではなく、意識して「思考に割くまとまった時間を捻出する」ことだ。1時間もあれば十分だろう。

私の場合、思いつかなかった原因は、大抵ビジネスがバタバタしており「そもそも考える時間を確保していない」ケースが大半だった。忙しい仕事の合間では、十分な思考の時間を作れているとは言いがたい。会議室を取ってじっくり考える時間を作ったり、時間に余裕があれば喫茶店で場所と時間をブロックして考えたりするのもありだろう。

ただし、最初の30分が過ぎてもまったく考えつかない場合は情報が足りていない場合がほとんどだ。一度、上司をはじめ周囲の人にヒアリングをしよう。

アイデア探しには「百貨店のWebサイト」も有用

ただ、どうしても時間がないときは全員に同じお菓子を用意するだけでも十分である。

ギフトアイデア探しには、百貨店のECサイトを活用するのがお勧めだ。特に三越伊勢丹の「MOO:D MARK」は、贈るシーンや相手、ジャンルから選択できるためプレゼント探しにおいては非常に有用だ。他にも百貨店ではないが、「BEAMS GIFT」なども手土産・プレゼントアイデアのヒントとしてよく活用している。グルメ系の手土産だとWEBサイトの「接待の手土産―秘書が選んだ至極の逸品―」も参考になる。

それでも思いつかなければ「有識者」に聞こう

もしそれでも良いものが見つからなければ、最終手段だ。「社内の有識者」に当たることをお勧めする。

どの会社においても、グルメ好きの人材やプレゼント経験が豊富な人材がいるはずだ。特に営業系の部署には猛者が多い(なお、筆者yuuuも新卒の頃から8年以上ほぼ365日外食をする過程で、プレゼント・手土産に関する知識は一線級になってきた自負がある)。

話に行けば、きっと目的達成に適したアドバイスをくれるはずだ。
そのプレゼントを利用した際には、「教えていただいたプレゼント、最高でした!」というお礼と、周囲の方に「〇〇さんにプレゼント選びを助けてもらった」の宣伝を必ずセットで行おう。いいプレゼントを教えてくれる人は、自分のリソースを割いてあなたに名店を教えてくれている。基本動作として心得ておこう。

(本記事は、『ビジネス会食 完全攻略マニュアル』の一部を抜粋・編集・加筆したものです)