さらに「話す力」が身につく、「すごい練習」とは?

ちなみに、ソウル市立大学で教えてくださった先生は、いつもこんなことを言っていました。

「もっと感情をこめて読みましょう!」
「役者になった気持ちで、文章に感情をこめて言いましょう!」

教科書の文章に感情をこめて発音するのは難しいです。

でも韓国語を少し話せるようになった今は、感情をこめることがいかに大切かわかります。

ただ聞いて読むだけでは頭に残らないのです。

たとえば、韓国旅行に行って道に迷ってしまい、このままではコンサートの時間に間に合わない。

そんなことを想像しながら、「ソウル駅にはどうやって行くのですか? (ソウルリョゲ オットケ カヨ?(서울역에 어떻게 가요?)」などの道をたずねる例文を読むと、実際に同じ場面で困ったときに口からすらっと出てくるようになります。

「どれだけ気持ちをこめて、くり返し練習できるか」が、語学力を伸ばす重要なポイントなのです。

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