米アップルの最大事業が苦戦している。そのことを投資家がようやく受け入れつつあるという事実は、テクノロジー業界のAIブームに加わろうとする同社にとって良いことかもしれない。  アップルに関しては、今年はこれまでのところ暗い話題が続いている。アプリ配信サービス「アップストア」を巡り、米連邦政府は閉じられたエコシステムを解体しようとしている。政府はまた、アップルがスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などの携帯端末でグーグルをデフォルトの検索エンジンにするためにグーグルから毎年受け取っている多額の収入を問題視している。