【ワシントン】米連邦準備制度理事会(FRB)は1日まで開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利のフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を約20年ぶりの高水準である5.25~5.50%に据え置くことを決定した。金利据え置きは大方の予想通り。FRBの様子見姿勢は、景気が弱まらない場合は今年終盤まで続く可能性もある。  FRBは同日公表した政策声明で、ここ数カ月のインフレ沈静化への「さらなる進展の欠如」を強調した。