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習いごと、1年以内で辞める人は63%
続く人と続かない人の違いは?

小川 たまか
【第123回】 2013年4月30日
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 プライベートの充実やキャリアアップのために、習いごとを始める人は少なくない。しかし、約60%の人は1年以内に習い事を辞めてしまっているという。教室を運営する側からすると、特に気になるこの問題。なぜ多くの人が続けずに辞めてしまうのだろうか。

 アンケートを行ったのは音楽教室「EYS音楽教室」を運営するESY-STYLE。調査対象は、習いごとへ通った経験のある20~59代の男女1000人。調査方法はインターネット。

辞める理由、
半数が「飽きてしまった」

 「習いごとはどのぐらいの期間続けましたか?」という問いに対し、1年未満と答えた人は全体の63%。継続度には男女差が若干あり、1ヵ月程度で辞めた人は男性が10.5%だったのに対し、女性は5.4%、3~6ヵ月程度で辞めた人は男性が32.3%、女性が25.8%、1年程度と答えた人は、男性が25.3%、女性が27.4%だった。女性より男性の方が、「見切る」のが早い傾向があるのかもしれない。

 習いごとを辞めた理由で最も多かったのは、「飽きてしまい、通うほどのモチベーションがなくなった」(男性49.2%、女性42.4%)。「仕事が忙しく、続けることが困難となった」(男性32.4%、女性34.1%)、「金銭的に苦しくなった」(男性12.8%、女性22.0%)よりも多い結果となった。

 半数程度の人が感じてしまう「飽き」「モチベーションの低下」の問題。それでは、どのような環境であれば、飽きずに続けられるのだろう。調査では、習いごとを続けられる理由については、「先生・講師との相性が合っている」(男性54.1%、女性51.9%)が最も多かったが、「レッスンの予約と取りやすく、自分のスケジュールに合わせやすい」(男性31.1%、女性38.9%)、「通う場所が都心からのアクセスに優れていること」(男性29.5%、女性24.1%)など、実務的な問題も挙がった。忙しい合間を縫って通う習いごと。通いやすさはモチベーションに直結するようだ。

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