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スカイプを使った見守り代行サービスが登場。
親と、程よい距離感を保つコツとは?

吉田由紀子
2013年11月6日
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 故郷にひとりで暮らす親が心配。頻繁に帰省したいけれど、仕事の都合でそうもいかない。そんな思いを抱くビジネスパーソンも少なくないだろう。

 高齢者のケアに関するデジタルサービスが、いま増えている。この分野には、警備、通信、電気、ガス会社など様々な業界が参入し、次々と新サービスが打ち出されているが、本格的なセキュリティシステムになれば、契約料も高額になってしまう。もっと安価で手軽なサービスを望む声が多かった。

傾聴の専門家がスカイプで交流するオンライン見守りサービス。月額1000円とリーズナブルな価格だ。スカイプを使うので、高齢者の表情や動きを察知しやすい。対面型ケアならではの特徴だ

 10月に登場した「オンライン見守りサービス“見守りん”」は、そんなニーズに応えたサービスだ。

 専門のオペレーター(アテンダー)が、スカイプを使って高齢者と交流を図るこのサービス、アテンダーは臨床心理士、産業カウンセラーなどの資格を持つ傾聴の専門家である。彼らが週に1度、定期的にコールをし、遠隔地の高齢者と交流をする。初期費用は1万円。月額1000円(1年契約の場合)と、リーズナブルな料金設定になっている。

 会話の内容や、会話して気になった点は指定のメールアドレスへ定期報告をしてくれるので、離れて暮らす家族にとっては“予防ケア”にもなるという。

センサーでなく
人とのコミュニケーションを

 これまでも同様のケアサービスはあったが、電話が主流だった。しかし音声では表情や体の動きが分かりにくい。認知症など高齢者特有の疾病の予兆をいち早く察するためには、“顔の見えるコミュニケーション”は欠かせない。そんな利用者の声も開発の動機になっている。

 「従来の見守りサービスは、センサーが中心の監視要素が非常に強く、私自身も高齢の両親を持つ身ですが、違和を感じました。それで、人との定期的なコミュニケーションで見守りにつながるサービスが必要だとの考えに至ったのです」(「見守りん」を提供するエクセリーベの大橋稔氏)

 企画にあたった大橋氏は3年前から、都内の老人ホームで傾聴や見守り事業にボランティアとして参加してきた。その中で、高齢者にとって気軽に話し合える相手の必要性を肌で実感したという。

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