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分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」

「ピザの具材」の割合は? そのまま並べた
リアル「円グラフ」こそ真の「パイチャート」!

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第7回】 2013年11月12日
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伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。本連載は、情報をよりわかりやすく、という枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。第7回はなんと、一流シェフといっしょに石窯で“焼き上げた”インフォグラフィックです。

一流シェフによって生み出された
グルメなインフォグラフィック!

 今回のインフォグラフィックは、美味しそう(笑)。そして、この連載では初となる写真撮影モノ。制作手順としては、撮ったときにすでにチャートが完成しているスタイルです。

 扱うチャートの形は「円グラフ」なんですが、これは英語で「パイチャート」と呼ばれています。今回最初に伝えておきたいことがそれ。日本ではあまりパイを食べることはないので、身近なもので言うならば、ピザを食べる時に円の中心部から放射状にカットするあの形状が、まさに円グラフそのものだから。

 ということを踏まえていただいたうえで、まずは現物をご覧ください。

グラフィック作成/小宮山秀明拡大画像表示

 どうです? 美味しそうでしょう? でもないか……微妙?……(笑)。

 ベーシックなピザの材料の内訳を円グラフで表しました。右がトッピングの具材、左はベース部分に使われるもの。

 両方とも実際に石窯で焼いています。焼いてくれた協力店は、世田谷区・池尻にある、「フォルツァ・ナポリ」というピッツェリアバー。本格的手作り石窯は、オーナーシェフが、ナポリで材料を調達し、イタリアから釜職人2人を呼んで組みあげたもの! 12年前にできたお店は、堺正章巨匠の番組「チューボーですよ!」でピザを取り上げたとき、オーナーシェフが「池尻の巨匠」として登場もしてるんですよ。味は最高と強くオススメします……って、グルメサイトみたいになってますが(笑)、お店のことと本題は関係があるからなんです。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
著書・編書一覧


分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」

 伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。と聞くと、デザイナーやクリエーターにしか関係ないもの、と思っていませんか? それは違います。もったいない。どんな仕事でも、いや、私生活においてでも、この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。
 僕は15年前から、さまざなな事象を、チャート図解を用いて構造オチに落とし込む「分類王」として、雑誌やWEBでクリエイションを発表してきました。なかでももっともビジュアルに凝り、一種のART作品という認識で、『編集会議』に30回にわたり発表していたのが、この連載で例題としてあげていく「発想するインフォグラフィック」です。
 このビジュアルは情報をよりわかりやすくという枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。

「分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」」

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