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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

18時までに夕食を食べ終えて
痩せる人、痩せない人の違い

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第40回】 2013年12月24日
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 あるモデルさんが、スリムな体型を維持している秘訣についてインタビューされていた。「全然何もしていないですー。お肉も甘い物も好きですし!」と答えていたが、締めくくりの言葉は、「でも、18時までには食事を終わらせるようにしています」だった。その体型をキープできるのもなるほど納得だ。

 18時までに夕食を食べ終えるというダイエット法は、会社勤めの人にはなかなか厳しいが、前述したような芸能人の方やフリーランスの方からはわりとよく聞く方法だ。生活自体は不規則だけれど、時間を気にせずに動ける職業の特権だろうか。もちろん、会社によっては休憩時間の取り方が自由裁量だったり、営業職であれば「出たついで」に時間を調整できることもあるだろう。

早めの夕食で痩せるモデル、
3ヵ月経っても痩せないビジネスマン

 パソコンさえあれば…もっというと、スマホさえあればいつでもどこでも簡単な仕事ができるようになった昨今、以前よりも食事の時間に縛られる人が少なくなり、こういったダイエット法にチャレンジする人も増えてきた。でも、全員が成功しているかというとそういうわけでもない。

 私の周りに、冒頭のモデルさんと同じように「18時までに食事を終わらせるようにしている」という、お腹周りが気になるビジネスマンがいた。その生活をして3ヵ月も経つというので、効果のほどを聞いてみると、「ない」という。「やっぱり、年齢のせいでしょうか?」と不安気だった。

 そこで彼の食事記録を見せていただくと、そこには体重が落ちない重大な訳が隠されていた。確かに、彼は18時までに食事を済ませている。でも…、

 ある日は、

 11時 幕の内弁当
 15時 アイスクリーム
 16時 オムライス

 また、その翌日は…

 14時 スパゲティナポリタン
 18時 とんかつ定食

 何が問題か、わかるだろうか? たとえば、今食べているものを変えず、18時までに食事終わらせるのであれば、確かに今より太りにくくはなるはずだ。でも、18時までに食べ終えれば大丈夫だ、と思い込んで、それまでの時間に好き勝手何でも食べていたとしたらどうだろう。答えは、彼の変わらないお腹が示してくれている。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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