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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

“がっつり飯”を食べる時間で明暗は分かれていた!
体力がある人、ない人の食生活

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第38回】 2013年11月25日
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 大きなプロジェクトを抱えた繁忙期。連日残業し、休日出勤をしていても、なぜか疲れ知らずという顔をしている人がいたりする。疲れがにじみ出ていないだけで、なんだか仕事ができそうに見えてしまうから不思議だ。そして、そういう人に限って、学生時代は体育会系だったという人がやたらと多い。

 当時の体力が今も続いているのだろうか?確かに、そういう人もいるかもしれない。でも、その体力の秘訣を尋ねると、「食べないとパフォーマンスが落ちるからちゃんと食べている」と実にシンプルな回答をいただくことがほとんどだ。これは、学生時代に体育会系だった人だけではなく、今ランニングなど定期的な運動をしている人も同じ。体感を伴って認識した食事の大切さは、環境が変わっても継続されやすいようだ。

 確かに、電車に乗って会社に行く、車通勤する、ずっとデスクに座っている…では、体力がどれだけ落ちたのかも、食事によるパフォーマンスの違いもわかりにくい。運動習慣があるからこその気づきはあるのだろう。でも、だからといって、「ちゃんと食べる」以外に特殊な食事をしているケースはほとんどない。ちょっとした意識次第で、体育会系の人に負けない体力を身につけることは可能だ。

同じ“がっつり飯”なのになぜ?
体力に明らかな差が表れるワケ

 たとえば、体力に自信あり、の1人暮らしの男性の食事記録をみれば、

朝:おにぎり2個(コンビニで)
昼:回鍋肉定食(定食屋)
夜:ツナときのこのパスタ、味噌汁(家で)

 というように、そんなにストイックなものではない。しかも、野菜が充分にとれているとは言い難い。でも、体力がある人に共通していえるのは、職場のデスクで食事を済ますようなことがほとんどなく、できるだけしっかり食べたい、という意識が高い点だ。

 一方、同じひとり暮らしの男性でも、体力がない男性はというと……こんな具合だ。

朝:ロールパン(家で)
昼:おにぎり1個、カップラーメン1個(デスクで)
夜:牛丼大盛り、豚汁、サラダ(牛丼屋)

 日中、パソコンの前から離れられなくてどうしてもデスクでコンビニ食になってしまうので、せめて夜は温かいものが食べたいという。遅くまで開いているお店といえば、牛丼屋やラーメン屋、カレー屋が多い。朝は時間がないからパンだけで済ませているのではなく、そんなにお腹が空かないようだ。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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