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“不仲夫婦”の妻には、メタボ多し? 「不幸な結婚生活は、寿命を縮める」というリスク

――長生きしたいなら、「夫婦円満」を目指すべし

清野仁與 [エディター]
【第14回】

 健康への関心はますます高まっているようです。「健康のためなら死んでもいい」というジョークもあるのだとか。そんな大切な健康を手に入れるために重要な要素は何でしょうか。食事に運動習慣、体重管理、睡眠、禁煙、そして忘れてならないのは『人間関係』です。特に“夫婦関係の良し悪し”は、健康に大きな影響をもつようです。

 結婚には健康効果があることを、これまでに多くの研究が示しています。結婚をしているかパートナーのいる人々は、独身者に比べて、身体的精神的な健康状態が優れていて、心臓病などの病気のリスクが低く、長寿であるというのです。しかし、重要なことは、単に結婚しているかどうかではなく、良好な夫婦関係にあります。

 不幸な結婚は、むしろ寿命を縮めるかもしれません。

不仲な夫婦関係は
心臓にダメージを与える

 実際に、幸福な結婚をしているカップルは、独身の人々と比べて血圧が低いが、結婚生活への満足度が低いカップルでは、独身者よりも血圧が高くなることが、米国のブリム・ヤング大学のホルト-ルンスタド教授らの研究で示されています。円満な結婚をしている人々ほど血圧は良い状態を示しました。

 それどころか、不仲な夫婦関係は心臓に致命的なダメージを与えるかもしれません。

 イギリスのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのデ・ヴォクリ博士らは、9千人以上の公務員を対象に、夫婦や友人関係を含む4種類の親密な人間関係と心臓病の関係を調べました。その結果、配偶者やパートナーとの間に、喧嘩や批判のような対立があると報告した人々は、心臓発作や胸痛などをおこすリスクが3割以上も増加することがわかったのです。

 最も“親密なはず”の人間関係におけるネガティブな影響は、非常に強力であるようです。

ヘタな夫婦喧嘩は命取り?

 夫婦喧嘩のストレスは、仲の良い夫婦でさえも免疫力を低下させるようです。興味深い研究結果を、米国のオハイオ州立大学のキーコルト-グラサー教授が報告しています。

 42組の健康な夫婦を対象に、真空ポンプで腕に水ぶくれをつくり、次いで、相手に協力を申し出るような友好的な会話か、意見が対立する敵対的な会話をしてもらったところ、夫婦関係の良し悪しに関係なく、敵対的な会話の後は、友好的な会話の後より、傷の回復が1日遅くなったのです。そして、どちらの会話の後でも、関係が良好なカップルのほうが、1日早く傷が回復しました。

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清野 仁與 [エディター]

福島県生まれ。日本女子大学住居学科卒業・同大学院修士課程修了。卒業後、インテリア・住宅関係の雑誌、および建築、住宅、インテリア関連書籍、写真集、一般書などの編集に携わる。体調をこわしたことを契機に健康に関心をもち、健康関係にフィールドを広げて執筆も始める。ウェブサイト(アライブ!サプリメントカフェ)で最新の健康情報を発信している。


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