予約、座席指定もOK スマートな出張が可能に

 ビジネスの現場にさまざまな付加価値を加えるのが、東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約&IC乗車サービス「エクスプレス予約」である。

 例えば、仕事でトラブルが発生したため急きょ、大阪出張を命じられても、エクスプレス予約の会員なら慌てる必要はない。手元のスマートフォンで、エクスプレス予約のサイトからその場で東海道新幹線の予約ができるからだ。

 しかも、ただ予約するだけではなく、シートマップで空席情報を確認しながら、希望のシートを押さえることもできる(*1:残りの座席数が少ない場合、この機能は使えないことがあります)。

 車内で情報収集、善後策の指示などが必要なら、モバイルコンセントが使える窓側の席を予約すればいい。N700系・N700Aならインターネット接続もOKだ。

 何らかの事情で予約した出発時間に間に合わないときは、サイトからの予約変更も可能になっている。しかも手数料はかからないため、不測の事態が起きても安心できる(*2:改札入場前またはきっぷの受け取り前、かつ列車発車時刻前(変更前の列車発車時刻の直前かつ変更前の6分前)で、当初購入から3カ月以内の乗車日の間で変更可能)。

 東海道新幹線の改札を通るとき、普通なら乗車券・指定席券が必要になるが、エクスプレス予約会員なら「EX-ICカード」をタッチするだけ。紙のきっぷなしで乗車できるので非常に簡単だ。しかも、在来線と新幹線の乗り換えは都市圏用のICカード(TOICA、Suica、ICOCAなど)と重ねてタッチするだけなので、目的地到着後もスムーズ。時間ロスのない移動が可能になり、ビジネスパーソンにとって心強い味方といえるだろう。

 さらに、経費削減までもサポートしてくれる。エクスプレス予約なら、ゴールデンウイークや年末年始なども含め、1年を通して常に会員価格が適用されるのだ。

 例えば東京~新大阪間通常期「のぞみ」普通車指定席の価格「1万4450円」がいつでも「1080円割引」に。さらに発売席数は限定されるが、3日前までに予約するとIC早特が適用されて「2210円割引」になる。出張が多いビジネスパーソンなら利用しない手はないだろう。

 それだけではない。エクスプレス予約では、利用区間に応じて自動的にポイントが貯まる「グリーンプログラム」も用意され、ポイントには有効期限など利用に当たっての条件があるが、貯まったポイントで普通車指定席の価格でグリーン車を利用できるのだ。例えば東京~新大阪間を6往復すればグリーン車を1回利用できる。東京と大阪を頻繁に行き来する人なら、年に何回かはグリーン車に乗れそうだ。

 エクスプレス予約の会員になるには、JR東海エクスプレス・カード(クレジットカード)の申し込みが必要だが、複数人利用が可能なので、ゴールデンウイークの旅行や年末年始の帰省や家族旅行も会員価格となり、利用価値は高い。

 また、出張は年に数回程度の人なら「プラスEX」がおすすめだ。こちらは東海道新幹線区間が対象となり、スマートフォンやPC、ケータイからのネット予約(座席指定も可能)、IC乗車、無料での予約変更など、一部を除いてエクスプレス予約と同等のサービスを利用できる。

 1年を通して会員価格が適用されるのも同じで、東京~新大阪の通常期「のぞみ」の普通車指定席は、いつ利用しても「510円割引」となる。

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