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ハッピーキャリアのつくりかた
【第15回】 2008年5月8日
著者・コラム紹介バックナンバー
金澤悦子 [『はぴきゃり』編集長/フォーウーマン代表取締役]

「持ちすぎない、溜め込まない、しがみつかない」シンプルな生き方

 以前、フォクシーのオーナーデザイナーの前田義子さんにインタビュー取材をしたときのこと。24歳でフォクシーを立ち上げてから、ファッションだけでなくライフスタイル全般にわたって創作活動を続ける前田さんに

 「チャレンジし続けるコツは?」

と聞くと

 「私、モノに対する執着がないんです。実際にはたくさんのものを持っていて、それぞれ大事にしていますが、それらが明日もし全部なくなっても大丈夫。だってもともとは人間何も持たずに生まれてきたんだから、失敗したってゼロに戻るだけだもの。ゼロになっても生きていける、そう思ったら怖くないし、何でもできるんです」

とおっしゃっていました。

 前田さんほど成功していなくても、私たちはいろいろなものに支配されています。たとえば、転職しようかどうしようかというとき、会社の知名度や立地、肩書、お給料、福利厚生などで判断しがちですが、ハード面ばかり気にしていると、直感が鈍ってしまうんです。

いつでもゼロに戻れる
シンプルな生き方を

 飲み会のときに、盛り上がっている中にも、お酒が減っている人に気づいたり、どんなに巧妙に隠されたとしても、夫の浮気に気づくのが女性です。女性はその場の空気を読む天才なんですね。360度見渡さなくても、瞬時に全身で何が起こっているのかを感じることができます。

 太古の昔、男が狩りへ行っている間、女は何をしていても見えない敵の気配を感じることで、子供たちを守っていました。

 しかし現在、私たちは命に関わるほど危険な目にあうことが少なくなり、その代わりに多くの情報を得、価値観も多様化しました。それは他人と比較されたり、流行に左右されたりと、自分にとって本当に必要なものは何かを判断をするのが難しい時代であるとも言えます。

 転職に話を戻しましょう。これまで取材した女性にはお給料が大幅にダウンするのにあえて転職し、ハッピーキャリアをつかんだ女性は少なくありません。それは「イケル!」という直感のなせるわざ。もし、条件だけで見ていたら、そんな直感を得ることはなかったでしょう。

 そのためにも、持ちすぎない、溜め込まない、しがみつかない、のが大事。両腕が荷物で塞がっていては、チャンスがやってきてもつかむことはできませんから。いつでもゼロに戻れる、そんなシンプルな生き方のできる女性がきっかけ美人になれるのです。

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金澤悦子 [『はぴきゃり』編集長/フォーウーマン代表取締役]

リクルートを経て、キャリアデザインセンターの創業メンバーとして転職。広告営業部長、広報室長等を経て、2001年、女性のためのキャリア転職情報誌『ワーキングウーマンtype(現:ウーマンtype)』を創刊し、編集長に就任。2004年、同社退社。2005年、有限会社フォーウーマンを設立。同年10月、ブログを活用した「お仕事ブログ」コミュニティサイト『はぴきゃり』を立ち上げ、働く女性のキャリア支援を続けている。お仕事ブログで出会う・つながる・成長する。ハッピーキャリアへの“きっかけ”コミュニティ『はぴきゃり』はこちら


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