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インターナショナルスクールに学ぶ 20年後も生き残る人材

企業では生産性アップ!?マネジメント力も身につく!?
幼少期から学ぶべき「受け容れる力」の重要性

岡山史興 [Story Design house株式会社 代表取締役]
【第3回】 2014年8月20日
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急速に進むグローバル化を始めとしたビジネス環境の変化を前に、多くのビジネスパーソンが悩み、戸惑っている。その一方で、幼少期から多様な国籍と価値観の中で生活することが「当たり前」という環境で教育をしているのがインターナショナルスクールだ。前回記事では、インターナショナルスクールの教育で身につく力を「届ける力」と「受け容れる力」の2つに区分し、実際の教育現場レポートを通じて「届ける力」について解説した。今回は前回に続いて、実際の企業現場や海外教育経験者の声を元に、インターナショナルスクールで身につける「受け容れる力」が具体的にどのようなビジネススキルにつながるのか解説する。

生き残るための必須スキル「受け容れる力」

前回記事では、急速に多様化する社会で活躍できる「グローバルプレーヤー」に求められる2つのコミュニケーションスキルとして、「受け容れる力」と「届ける力」があると述べた。今回取り上げる「受け容れる力」は、企業やチームにとって「届ける力」以上に重要な意味を持っている。

 株式会社ディスコが2013年9月に実施した「外国人社員の採用に関する企業調査」によると、2013年に外国人留学生を採用した企業は調査対象全体の35.2%だったのに対して、2014年の採用見込みは全体で48.4%とほぼ半数に達し、特に従業員規模1000人以上の大手企業では69.0%と、外国人採用に対する積極性が一層高まっていることが伺える。

 なお、同調査によると外国人留学生採用の目的としてトップだったのは「優秀な人材を確保するため」、次に「海外の取引先に関する業務を行うため」となったが、「日本人社員への影響も含めた社員活性化のため」が4割強、「ダイバーシティ強化のため」も2割強と、社内の環境変化を進めていこうとする企業の意識も強く見られる。

 このように人材の常識が変わろうとする環境下では、ますます多様性に対する「受け容れる力」が必要とされるのは間違いないだろう。次に、実際の企業現場の事例を元に、「受け容れる力」がもたらす組織の変化を見ていこう。

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岡山史興 [Story Design house株式会社 代表取締役]

1984年生まれ。マーケティング/戦略PRコンサルティング会社を経て、2014年にStory Design houseを共同創業。新進のスタートアップ企業から、老舗のものづくり企業まで、「ストーリー」の視点から成長戦略づくりの支援に取り組む。


インターナショナルスクールに学ぶ 20年後も生き残る人材

ビジネスパーソンを取り巻く「グローバル化」の波はとどまるところを知らない。移民受け入れ促進やIT化の進行で自分の仕事がなくなる不安を抱えているビジネスパーソンも多いだろう。また、我が子にもどのような教育を受けさせるべきか悩む世代の読者もいるはずだ。そんなビジネスパーソンのスキル開発のヒントを、キャリアを意識した教育を行う「インターナショナルスクール」の教育に学ぶ。

「インターナショナルスクールに学ぶ 20年後も生き残る人材」

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