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インターナショナルスクールに学ぶ 20年後も生き残る人材

多様な人材の中で生き残れる人は何が違う?
日本人に絶対的に足りない3つの「プレゼン力」

岡山史興 [Story Design house株式会社 代表取締役]
【第2回】 2014年7月23日
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近年、ビジネス環境の急速な変化を前に、多くのビジネスパーソンが悩み、戸惑っている。一方、幼少期から多様な国籍の人やさまざまな価値観の中で生活することが「当たり前」になっているのが、インターナショナルスクールに学んだ人たちだ。今年、一層注目が集まるインターナショナルスクールの特徴と教育資格「国際バカロレア」の考え方に触れた前回の導入編に続いて、今回は実際の教育現場レポートを通じて、「20年後も生き残る力」習得の裏側を紹介する。

労働人口が2割減少する日本で
絶対的に求められる「2つの力」

 今年3月、内閣府より長期の労働力人口予測レポート「人口減少と日本の未来の選択」が発表された。その内容は「2060年には労働力人口が現在から2割減少」「2040年時点で523自治体の消滅可能性が高い」など、衝撃的なものだった。そして、その未来予測を受けた対策案の1つとして示されたのが「女性、高齢者、外国人など多様な人材の活躍と企業経営、移民」および「グローバルプレーヤーとして活躍する人材の育成」である。

 週刊ダイヤモンド7月19日号特集「2020年からのニッポン 人口減少ショック!」内でも触れられているが、労働の場を日本の内に求めようと外に求めようと、国籍・価値観・社会属性のいずれにおいても多様な人材と労働を共にする世の中がやってくる。もちろんそのような社会においては、あらゆる業種のあらゆる場面で「グローバルプレーヤー」であることが求められる。

 人材が多様化する社会において求められる「グローバルプレーヤー」には、備えておかなくてはならない2つのコミュニケーションスキルがある。それは他者を「受け容れる」力と、自分の存在を「届ける」力だ。「受け容れる力」は文字通り、多様な人材それぞれが持つ違いを受容すること。近年多用される「ダイバーシティ」の考え方にも通じるものが大きい。

 企業やチームにおける「受け容れる力」の高さは固定観念や思考の硬直化と対極にあるもので、国際化が進む現代において生産性向上やイノベーションに直結する「強さ」である。

 この「受け容れる力」については、実際の企業の現場レポートを基に次回記事にて取り上げる予定だ。今回の記事では、もう1つの求められるスキル、自分の存在をプレゼンする「届ける力」について考えていきたい。

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岡山史興 [Story Design house株式会社 代表取締役]

1984年生まれ。マーケティング/戦略PRコンサルティング会社を経て、2014年にStory Design houseを共同創業。新進のスタートアップ企業から、老舗のものづくり企業まで、「ストーリー」の視点から成長戦略づくりの支援に取り組む。


インターナショナルスクールに学ぶ 20年後も生き残る人材

ビジネスパーソンを取り巻く「グローバル化」の波はとどまるところを知らない。移民受け入れ促進やIT化の進行で自分の仕事がなくなる不安を抱えているビジネスパーソンも多いだろう。また、我が子にもどのような教育を受けさせるべきか悩む世代の読者もいるはずだ。そんなビジネスパーソンのスキル開発のヒントを、キャリアを意識した教育を行う「インターナショナルスクール」の教育に学ぶ。

「インターナショナルスクールに学ぶ 20年後も生き残る人材」

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