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あなたが知らない「健康寿命」

今話題の「健康寿命」ってナニ?
世界一の長寿国・日本の意外と長い“不健康寿命”

原 英次郎 [週刊ダイヤモンド論説委員]
【第1回】

日本人の平均的な「不健康な期間」
男性9.13年、女性12.68年

 最近「健康寿命」という言葉を、よく耳にするようになりました。よく知られている「平均寿命」とは、どう違うのでしょうか。

 平均寿命はその時の0歳の人が、その後どれくらい生きるのかを示しています。これに対して健康寿命は、2000年にWHO(世界保健機構)が提唱した概念です。厚生労働省の定義によれば、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことを言います。要は、日常的に介護などのお世話にならず、自立した健康な生活ができる期間のことです。

 ということで、当たり前のことながら、平均寿命と健康寿命には差があります。厚労省の調査によれば、我が国の場合、男性の平均寿命が79.55歳、健康寿命が70.42歳、女性が86.30歳と73.62歳となっています(2010年、図参照)。

出典:厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会・次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会「健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料」

 平均寿命と健康寿命の差が、日常生活に制限のある「不健康な期間」で、男性は9.13年、女性は12.68年となっています。みなさんの実感と比べてどうでしょうか。案外、長いと思いませんか。この両者の差を縮めることは、国の目標にもなっています。

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原 英次郎 [週刊ダイヤモンド論説委員]

1956年生まれ、佐賀県出身。慶應義塾大学経済学部卒。
1981年東洋経済新報社に入社。金融、証券、エレクトロニクスなどを担当。
1995年『月刊金融ビジネス』、2003年4月『東洋経済オンライン』、
2004年4月『会社四季報』、2005年4月『週刊東洋経済』の各編集長などを経て、2006年同社を退社。
2010年3月ダイヤモンド・オンライン客員論説委員、2011年10月編集長、2015年1月より現職。
主な著書に『銀行が変わる?!』(こう書房)、『素人のための決算書読解術』(東洋経済新報社)。

あなたが知らない「健康寿命」

いくら長生きできても、寝たきりでは意味がない。天寿を全うする寿命と、健康でいられる「健康寿命」とは違うのだ。健康で生きられる時間をどれだけ長くできるかによって、真の意味で実りある人生を送れるかどうかが決まる。健康寿命とは何か、どうしたら健康寿命を延ばせるか。超高齢化時代に、専門家の声や豊富なデータを用いて考える。
 

「あなたが知らない「健康寿命」」

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