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男のアンチエイジングと「食」

若く見える人のほうが
老けて見える人より長生きする!?

久保 明 [東海大学医学部 抗加齢ドック教授/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授]
【第1回】 2013年12月27日
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 「アンチエイジング」は女性に限ったテーマではありません。男性もいつまでも若々しく元気なほうが魅力的。実際に「若く見える人のほうが、老けて見える人より長生き」という研究もあるほどで、「老化を考えること」は「健康を考えること」に直結します。そこでこの連載では、男性目線でのアンチエイジングとそれを支える食について考えていきます。連載の1回目である今回は、まず「男性の老化(エイジング)」について説明していきましょう。

大事なのは「何歳まで生きられるか」ではなく
「何歳まで元気に生きられるか」

 「何となく疲れやすくなった」、「鏡を見ると老けたなあと思う」、「髪が抜けてきた」、「スポーツをやると運動能力が落ちていると感じる」……。これらはあんまり嬉しくない老化の自覚ですね。年齢を重ねるごとに身体の衰えが出てくるのは致し方のないことです。

日本人の平均寿命は、2012年の調査で男性79.94歳、女性86.41歳です。1960年の調査では男性65.32歳、女性70.19歳でした。50年ほどで男女とも約15年寿命が延びたことになります。

この平均寿命より、男性で7年、女性で9年短いと言われているのが、健康寿命です。介護などを必要とせず、元気に過ごせる寿命のことです。男性で73歳、女性で77歳となりますから、ずいぶん印象が変わりますね。平均寿命も大事ですが、皆さんにとってより関心があるのはこちらの寿命ではないでしょうか。この健康寿命を延ばすのが、アンチエイジング医学の目的ということになります。

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久保 明 [東海大学医学部 抗加齢ドック教授/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授]

1979年慶應義塾大学医学部卒業。1988年米国ワシントン州立大学医学部動脈硬化研究部門に留学。「高輪メディカルクリニック」を設立し16年間院長を務め、現在は東海大学医学部付属東京病院、医療法人社団湖聖会銀座病院、医療法人社団健育会石川記念病院で診療を行う。人の老化度を測る「健康寿命ドック」を開発し、その結果に基いたソリューション(運動や栄養指導)を実践。生活習慣病の診療と予防医療・アンチエイジング医学の確立に注力。サプリメントやスポーツ医学の世界最先端の情報と実践を駆使した講演や企業のアドバイザーとしても活動している。


男のアンチエイジングと「食」

「アンチエイジング」というと女性特有のテーマに思われがちだが、男性もいつまでも若々しく元気なほうが魅力的。実際、「見た目が若く見える人の方が老けて見える人より長生きする」という研究もあるほどで、老化を考えることは、健康そのものを考えることに直結する。そこでこの連載では、「いつまでも若々しくいたい」「いつまでも元気でいたい」「何歳になっても女性にモテたい」と願う男性に向けて、男性目線のアンチエイジングと、それを支える食について考える。

「男のアンチエイジングと「食」」

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