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ホリエモン的常識

グーグルの巨額出資、狙いは“星座”の自社開発
【ホリエモン的常識】

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]
【第19回】 2015年2月10日
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Q.米グーグル社などが、民間宇宙開発企業スペースX社に10億ドル(約1180億円)の投資を決めましたが、堀江さんはこの資本参加の狙いや今後の宇宙産業の方向性をどのようご覧になっていますか。(東京都 30代・男性)

衛星コンステレーションの実現へ
宇宙開発はグーグルの優位がより鮮明化

A.スペースX社は、これまでのロケット打ち上げ業者と比べて、およそ半額程度の価額でのロケットの打ち上げを可能にしました。今後、ロケットの1段目の再利用事業が軌道に乗ると、さらにコストが下がると言われています。

 そして、事業として十分な需要を作り出すために、自分たちで衛星の開発事業も立ち上げ、安定したロケットエンジンの量産化も成功させつつあります。

 近年のIT技術の発達やスマートフォン向けなどの安価で高性能なセンサーやプロセッサの開発が急速に進み、これを応用することで衛星の製造コストも安くなりつつあります。

 その結果、「衛星コンステレーション(※)」と呼ばれる、小型衛星を低軌道に多数飛ばすことによる衛星のネットワーク化が可能となり、衛星を用いたより高度で安価あるいは無料のインターネット接続事業なども可能になりつつあります。この分野にグーグルは従来より興味を示しているため、今回の出資に至ったのでしょう。

※衛星コンステレーション(satellite constellation)。「人工衛星の星座」転じて「配置を取った人口衛星群」といった意味。具体的には、特定の方式に基づいた多数の人工衛星の一群やそれを制御するシステムのこと。多くの衛星をシステムで設計されたの軌道に乗せながら、それぞれが協調した動きを行ない、システム全体の目的のために機能するというもの。

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堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]

1972年福岡県八女市生まれ。血液型A型。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。しかし2006年1月、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され懲役2年6ヵ月の実刑判決を下される。2013年11月に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって「ゼロ」からの新たなスタートを切った。自身のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」で独自の見解を展開中。著書に『徹底抗戦』『人生論』『希望論』など。TV、ラジオ、インターネット番組と幅広く活躍中。


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