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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

モバイル時代の“究極の椅子”とは?

――ウリ・グウィナー(スチールケース・アジアパシフィック地域社長)に聞く

週刊ダイヤモンド編集部
2015年5月15日
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スマートフォンなどモバイル端末の普及で、人々の働き方はますます多様化し、それに伴ってオフィス環境も大きく変化している。世界最大のオフィス家具メーカー、米スチールケースのアジア太平洋代表に、その最新動向を聞いた。

ウリ・グウィナー社長(上)/モバイル端末の操作に適したオフィス用椅子「ジェスチャー」(下)
Photo by Naoyoshi Goto

──スチールケースはどのようなオフィス家具を生み出しているのか教えてください。

 まずは、昨年には日本で発売したカラフルなオフィス用椅子「ジェスチャー」(写真・下)を見てください。これはiPhoneなどのモバイル端末を一日中オフィスで使い倒すビジネスマンたちが、いかに心地よく仕事ができるようにするか、基本設計から全く新しい手法によって生み出したものです。 

 商品開発に先立って調査を行いました。世界11カ国、約2000人を対象者にして、人々がどうやってオフィスで仕事をしているか、そこでモバイル端末がどう関わっているのか徹底して考えているのです。

 判明したのは、先ほどのように「机に向かいながら片手でスマホを見たり、スワイプする」という動作のみならず、同僚と話したり、気分転換のために頻繁に姿勢を変えたりすること。そこでスマホユーザーの快適さに加えて、我々は自由な姿勢がとれる点が重要だと考えました。

 そこで「ジェスチャー」には、スマホを楽に操作するために不可欠なパーツとしてユニークな肘掛けを取り付けました。自分の使い心地に合わせて高さや傾きを調節できるようにして、かなりの力を掛けても壊れないよう強度を高めました。

 その上で、体を左右上下にひねって「横向き」の姿勢でも快適に座れる形状にしたのがポイントです。長時間同じ姿勢で座って疲れた時、椅子にいながら伸び伸びとくつろぐことができるわけです。

──モバイル端末の普及は、オフィス環境をそんなに大きく変えているのですか?

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