ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
金融市場異論百出

ウォール街たたき継続を示唆
オバマ顔の「1兆ドル救済紙幣」

2010年2月24日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 先日、ワシントンに出張で行ったら、111年ぶりの豪雪に見舞われた。米国の首都でありながら、道路には動けなくなった自動車が放置され、雪に埋もれていた。

 ブリザードが激しかった2月10日は、タクシーはほとんど営業しておらず、レストラン、商店も休業し、ゴーストタウン状態だった。

 ホテルのレストランの営業が終わると、ほかに食事のできる場所を見つけるのは大変である。雪をかき分けたどり着いたマクドナルドで食べたハンバーガーが、悲しいかな、妙にうまかった。

 ホテルの近くにあった銀行の入り口には、「大雪のため、今日は早い時間に店舗を閉めます。明日は営業しないでしょう」との5日時点の張り紙があった。10日になっても、そのままの状態だ。

 日本であれば、大地震が起きても営業できるように監督官庁は金融機関にコンティージェンシープランを用意させているだろう。しかし、米国人はこういったときは無理をしない。

 従業員は仕事よりも家族が大事だ。「銀行は決済システムの根幹だから、必ず営業しなければならない」という使命感はあまりないようである。

 11日はようやく晴れたため、何人かの金融関係者に話を聞くことができた。オバマ政権が1月に突然発表した金融規制改革案「ボルカープラン」に対しては、ウォール街が猛烈なロビー活動を行っており、部分的な採用にとどまるのがいいところではないかという観測が増えていた。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2017年1月28日号 定価710円(税込)

特集 劇変世界を解く 新地政学

世界史の大転換が始まる

【特集2】
銀行界も戦々恐々
コンビニATM戦争

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


金融市場異論百出

株、為替のように金融市場が大きく動くことは多くないが、金利の動向は重要だ。日本を代表する日銀ウォッチャーが金融政策の動向を分析、金融政策の動向を予測する。

「金融市場異論百出」

⇒バックナンバー一覧