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「先生が患者ならどうします?」
【第5回】 2015年7月24日
著者・コラム紹介バックナンバー
岡田正彦

週に5時間以上の運動で
認知症になる確率が1/5に!

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健康で長生きするための究極の秘訣は、「定期的な運動」だというエビデンスがあります。さらに、週に5時間以上の運動をしている人は、認知症になる割合が1/5になるという報告も! 運動がもたらす驚きの効果とは……?

1日の運動量と
寿命は比例する⁉

 これまで、クスリや定期健診の危険性を述べてきましたが、ここで改めて、病気予防の極意をまとめておくことにします。
 これらをきちんと実行すれば、どんなクスリを飲むよりも、健康長寿につながっていくはずです。

 英国で、鉄道員の寿命についての調査が行われ、1日の労働量が多い人ほど長生きをしていることがわかりました。この調査が、運動の意義に人々の関心を向けるきっかけともなったのですが、もともと体が丈夫だったから激しい労働に耐えられただけではないのか、という素朴な疑問もありました。
 その後、この点を確認するための科学的な追跡調査が世界中で実施され、「日々の運動量が多い人ほど長生き」であることは間違いのない事実として確立されるにいたりました。

 なかには、中高年を対象にした調査もあり、50~60歳代の人が日常的に運動をすると、その後の8年間で死亡する割合が35パーセントも低くなります。

 運動には、さまざまな病気を予防する効果も確認されています。たとえば、85歳以上の高齢者を対象に調べたところ、週に5時間以上の運動をしている人は、認知症になる割合が、何もしていない人に比べ5分の1ほどだったという結果も報告されました。

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    「先生が患者ならどうします?」

    「医師に本当のことを聞き出すためには、“先生が患者ならどうします?”と聞くのが一番」なのだとか。このクスリは飲んでもいいの? この検査は大丈夫? 医療統計学の第一人者で新潟大学名誉教授でもある著者が、最新のエビデンスを元に、本当に信頼できる医療とは何かをご紹介していきます。

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