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社内プレゼンの資料作成術
【第3回】 2015年7月29日
著者・コラム紹介バックナンバー
前田鎌利

社内プレゼン資料は、必ず
「現状報告」+「提案」で構成する

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社内プレゼンはビジネスパーソン必須のスキル。ところが、多くの人が苦手ではないでしょうか?何度も却下されたり、差し戻しにあったり……。そこで、ソフトバンクで孫正義氏から「一発OK」を何度も勝ち取った著者が、秘伝の「社内プレゼンの資料作成術」を全公開。シンプルな資料で100%の説得力を生む、「超」実践的なノウハウをお伝えします!

社内プレゼン資料の全体像をつかむ

 ここでは、社内プレゼン資料の全体像を解説します。
 下の図のように、社内プレゼン資料は基本的に、「表紙」「ブリッジ・スライド」「本編スライド」「アペンディックス(別添資料)」の4つのパーツからなります。そして、「本編スライド」は、「現状報告(「課題」とその「原因」)」と「提案(「解決策」とその「効果」)」を示すスライドで構成されます。社内プレゼンは、すべてこのパターンで対応可能です。

 これから、それぞれの役割をざっくりとお伝えしますので、まずは、資料全体のイメージをつかんでいただきたいと思います。

「表紙」のタイトルは13字以内

 下の図は「表紙」「ブリッジ・スライド」「本編スライド」「アペンディックス」、それぞれのスライドのイメージを示しています。それを見ながら、各々のポイントをご説明します。

 まず、表紙。これは、必ずつけるようにしてください。スライド中央にプレゼンの議題を大きく表示することで、決裁者に「何をテーマにしたプレゼンか?」を一瞬で伝える役割があります。「何について話すのか?」が明確でないままプレゼンが始まれば、決裁者は趣旨をつかむために余計な労力を費やさなければなりません。プレゼンの本題に集中してもらうのが、承認のための必須条件。端的にプレゼンのテーマを示す、短いタイトル(13文字以内)をつけるように心がけてください。

 次に、ブリッジ・スライド。
 これは、次の話題への「架け橋」として活用するスライドです。
 たとえば、下の図のように「現状報告」と「改善案」という言葉を掲載したブリッジ・スライドを用意して、本編の「大きな流れ」を示すと効果的です。また、2つのアイデアを提案して、どちらか一方を選んでもらうスタイルのプレゼンをするときには、それぞれの提案内容の説明に入る前に、「これから、この2案を提案します」という趣旨のブリッジ・スライドをはさむとわかりやすいプレゼンになるでしょう。

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前田鎌利 

まえだ・かまり 1973年福井県生まれ。東京学芸大学卒業後、光通信に就職。2000年にジェイフォンに転職して以降、ボーダフォン、ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)と17年にわたり移動体通信事業に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され第1位を獲得。孫正義社長に直接プレゼンして幾多の事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料づくりも数多く担当した。その後、ソフトバンク子会社の社外取締役や、ソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍。著者のプレゼンテーション術を実施した部署で、決裁スピードが1.5~2倍になることが実証された。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。ソフトバンク、ヤフー、株式会社ベネッセコーポレーション、大手鉄道会社などのプレゼンテーション講師を歴任するほか、全国でプレゼンテーション・スクールを展開している。


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