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今だから求められる真のマネジメント
ドラッカーのこと、もっと知りたい!

週刊ダイヤモンド編集部
【10/04/17号】 2010年4月12日
著者・コラム紹介バックナンバー

 ベストセラーとなっている『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(小社刊)の主人公・川島みなみは、都立高校野球部の女子マネージャー。

 ある日、本屋さんで薦められた『マネジメント【エッセンシャル版】』を読んで、衝撃を受けます。最初に電撃に打たれたようなショックを覚えたのは、ドラッカーの以下の言葉でした。『もしドラ』の著者、岩崎夏海さんも大いに心を動かされました。

 「(マネジャーには)根本的な資質が必要である。真摯さである。最近は、愛想よくすること、人を助けること、人づきあいをよくすることが、マネジャーの資質として重視されている。そのようなことで十分なはずがない」(130ページ)

 東西冷戦の終結や知識社会の到来をいち早く知らせると共に、分権化、自己目標管理、民営化、ベンチマーキング、コアコンピタンスなど、マネジメントの主な概念と手法を生み、発展させたマネジメントの父、ピーターF.ドラッカー。

 この「真摯さ」は、ドラッカーのマネジメント思想の根幹をなしているものの1つです。英語では「Integrity」。誠実さ、高潔さ、完全性などと訳されることが多いのですが、さらにその上を行くようなニュアンスで、ぴったりした日本語がないことで知られています。

 ドラッカーの主要作全ての翻訳を手掛けた上田惇生氏も、何と訳そうか、どんな日本語を充てるべきか悩みに悩みました。通勤の途上で、あるいは田んぼの畦道を歩きながら呻吟の末、「やっとのことでぶち当たった言葉が“真摯さ”だった」と言います。

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 「特集 もっと知りたい!ドラッカー」は、『もしドラ』を読んで初めてドラッカーに興味を持った方も、「ドラッカーを知ってはいたけれどもっと理解したい」という方にも、ぜひ手にとっていただきたい1冊です。

 「Part1 『もしドラ』大解剖」では、著者の岩崎夏海さん、主人公のモデルとなったAKB48の峯岸みなみさん、ドラッカーを最も理解する日本人・上田惇生さんが登場し、さまざまなエピソード、裏話を披露してくれます。

 日本のトップ経営者の中でも随一のドラッカリアンであるパナソニックの中村邦夫会長もドラッカーを語ってくれます。

 「Part2 草の根に広がるドラッカー」では、ドラッカーの教えを学び、咀嚼しようという草の根的な動きをご紹介します。

 「Part3 初めてのドラッカー完全ガイド」は、あなたの悩みに応じたドラッカー本のガイド。

 「Part4 初公開! 時代を超える講義と対話」では、今なお新鮮なドラッカーの講義抄録、日本の経営者との対話のエッセスをご紹介します。

ぜひご一読を!

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 小栗正嗣)

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