大学3年生にとって、今まさにインターンの季節。2016年卒学生、いわゆる「16年卒」の内定者で納得のいく進路選びに成功した学生は、インターンをうまく活用していたことがわかった。後悔しないインターンについて、キャリア支援スクール「我究館」の熊谷館長にうかがった。

絶対内定するインターンシップ。<br />16卒の内定者に学ぶ3つの動き方<br />どの企業のインターンシップに参加するといいのか? 納得いく進路が見つかった内定者の先輩に聞いてみよう。Photo:milatas-Fotolia.com 拡大画像表示

内定者のインターンシップとは?

絶対内定するインターンシップ。<br />16卒の内定者に学ぶ3つの動き方<br />熊谷智宏(くまがい・ともひろ)
我究館館長。横浜国立大学を卒業後、(株)リクルートに入社。2009年、(株)ジャパンビジネスラボに参画。現在までに2500人を超える大学生や社会人のキャリアデザイン、就職や転職、キャリアチェンジのサポートをしてきた。難関企業への就・転職の成功だけなく、MBA留学、医学部編入、起業、資格取得のサポートなど、幅広い領域の支援で圧倒的な実績を出している。また、国内外の大学での講演や、執筆活動も積極的に行っている。著書に『絶対内定』シリーズがある。(撮影/宇佐見利明)

  就活を考える際に、避けて通れないのがインターンシップ。いまや参加することが当然になりつつある。実施する企業も、ここ数年で急増した。

  私が館長を務める我究館の生徒たちも、ほとんどがインターンシップに参加している。

  これを読んでいるきみは、すでに夏のインターンシップに参加したかもしれない。
  オータム、ウィンター、アクチュアリーインターンシップなど、秋から春にかけても新規の募集は続く。とはいえ、これから参加できてもせいぜい2~5社程度だろう。

  気づいているかもしれないが、インターンシップは「参加しただけ」では、結果は出ない。
「インターンに参加したけど選考に関係なかった」と言っている先輩が周囲にいると思うが、失礼ながらそれは、ただ「参加しただけ」の可能性が高い

  では、昨年の内定者は、実際どう動いていたのか。今からでも挑戦できる3つの動き方の例を挙げてみる。
 きみにとって今どれが必要かを考えながら、読んでみよう。